前上越市長の木浦氏が市体育協会会長に就任

一般財団法人上越市体育協会は2011年5月22日、上越市仲町2のやすねで開いた評議員会で役員改選を行い、新会長に前上越市長の木浦正幸氏(58)を選出した。

2005年度から6年間会長を務めた飯田隆夫氏が勇退し、木浦氏にバトンタッチした。

評議員会であいさつする木浦新会長
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木浦新会長は「東日本大震災後、さまざまな面で価値観が変化してきている。体育協会も原点に立ち返り、競技者のみならず市民に存在意義を認められるよう目標に向かって取り組みたい」と抱負を語った。

評議員会ではこのほか、上越総合運動公園の整備促進や競技力向上など本年度の重点目標や予算案を承認した。

木浦氏は県議を経て2001年11月から2009年11月までの2期、上越市長を務めた。現在は株式会社木浦の取締役であるとともに、新潟県バイアスロン連盟会長、上越市ゴルフ連盟顧問、直江津幼年野球顧問を務めている。

上越市にとって上越総合運動公園への県立多目的スポーツ施設の誘致が長年の政治課題。2011年5月18日にも、村山秀幸上越市長と上越地域の経済関係者らが、泉田裕彦新潟県知事に武道館機能を兼ね備えた県立複合スポーツ施設の誘致を求める要望書を提出している。