妙高市が空き家バンク登録者203人のメールアドレス漏えい メール誤送信で

新潟県妙高市は2024年12月13日、メールの誤送信により、同市の空き家バンク利用登録者203人のメールアドレスを漏えいさせたと発表した。

市地域共生課によると13日午後1時から同2時にかけて、登録者203人に対し、空き家の内覧ツアーの案内や登録更新の意向確認などについて、3回に分けてメールを送った。その際に受信者同士でアドレスが見えないようにするBCC欄にアドレスを入れるところ、誤って他の受信者にも見える宛先欄に入力した。受信者からの指摘で判明した。

本来なら送信前に複数の職員で確認するところ、当時窓口や電話対応などで手薄になっていたとして、担当職員1人がメールの作成から送信までを行ったという。

送信先の203人に対しおわびと当該メールの削除を依頼するメールを送ったほか、おわびの文書も送付する。同課では「複数人でのチェックを徹底し、再発防止に努める」としている。