サプライチェーン・マネジメント
基本方針
HOYAグループはグローバルに製造拠点を展開しており、各国各拠点において調達した原料・部材の加工・組立を行うことで世界中の顧客に製品を販売しています。
持続的な企業価値の増大には製品の安全性と品質を高いレベルで維持するとともに、自社のみならずサプライチェーンにおける法令遵守や人権保護が重要であり、そのためにはサプライチェーンの適切な管理が必須です。
このため、主要なサプライヤーに対してHOYA行動基準への署名と遵守、さらに重要サプライヤーに対しては定期的に訪問診断と必要に応じて改善の支援をおこなっています。
サプライヤー監査
重要なサプライヤーに対しては、各事業部門の品質保証システムに従い、定期的もしくは必要に応じて監査をおこなっています。
紛争鉱物への対応
HOYAグループは、サプライヤーの皆様の協力のもと、コンゴ民主共和国またはその近隣国で産出され⽶国金融規制改革法1502条で紛争鉱物と定義された鉱物を使⽤しません。
サプライヤーの皆様には上記方針を記載したサプライヤー行動基準への遵守とともに、重要サプライヤーにはResponsible Minerals Initiative(RMI)の帳票であるConflict Minerals Reporting Template(CMRT)を使用した紛争鉱物調査へのご協力をお願いしています。
これまで情報・通信事業でおこなっていた紛争鉱物調査を2020年度はライフケア事業へも対象を拡大させ、全社的な取り組みへと発展させました。
Responsible Minerals Assurance Program(RMAP)準拠製錬所からの鉱物調達に限るべく製錬所特定への取り組みなど、引き続きサプライヤーの皆様と協力しながら取り組んでいきます。