台湾で教えてもらった「魯白菜」が白ごはんが捗る美味しさだったので試してほしい【エダジュン】

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こんにちは、料理研究家のエダジュンです。

先日、3泊4日の台湾グルメ旅をしてきたのですが、そこで出会った美味しい料理を紹介します。

色々とお店を巡って、地元メシでとにかく美味しかったのが「魯白菜(台湾風白菜煮込み)」。白菜を煮込む、台湾の人が「ルーバイツァイ」と呼ぶこの料理が、素朴ながらも優しいうま味が口いっぱいに広がって……。

この魯白菜、「小さい頃からお母さんがよく作ってくれた料理なんです」と現地の方にはまさに“お袋の味”なんだとか。そして、ありがたいことに本場のレシピを教えてもらいました。今回は、作りやすいようにアレンジした僕流の魯白菜レシピを紹介します。

 

エダジュンの「魯白菜(台湾風白菜煮込み)」

【材料】(作りやすい量)

  • 豚バラ肉(薄切り) 100g
  • 白菜 200g 
  • 春雨(乾燥) 20g
  • 水 500ml
  • 干しえび 大さじ1
  • 干ししいたけ 4個
  • ごま油 大さじ1
  • にんにく、しょうが(それぞれみじん切りにする) 各1片(15g)
  • 塩、黒こしょう 各小さじ1/4

 

作り方

1. 豚バラ肉は4cm幅に切る。白菜は一口大に切る。

 

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干しえびはみじん切りにする。

 

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干ししいたけは、

 

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流水でサッと汚れをおとし、水500mlに2時間ほど浸して戻し、半分に切る。

時間があったら一晩浸すとさらにうま味が強くなります。

 

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2. 鍋にごま油をひき、中火でにんにく、しょうが、干しえびを炒める。

干しえびを最初にじっくりと炒めると、香りと風味がしっかりとつく、と台湾の方に教えてもらいました。

 

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3. にんにくの香りが立ってきたら、豚バラ肉と白菜を入れて、

 

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サッと炒め、

 

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干ししいたけの戻し汁、

 

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戻して切っておいた干ししいたけを入れて、

 

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10分ほど煮込む。

 

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4. 最後に春雨を入れ、春雨がしんなりしたら塩と黒こしょうで味を調える。

 

うま味がギュッと詰まった、白菜の甘さ際立つ「台湾のお袋の味」

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豚バラ肉、干しえびに干ししいたけ、そしてにんにく。どれもうま味が詰まった食材ばかりなので、調味料は塩と黒こしょうのみ。

白菜の甘さや食感はもちろん、汁までしっかり美味しいので、汁ごと白ごはんにかけて食べるのがおすすめです。台湾では、ここににんじんやキクラゲなども入れていたので、手元にあれば足して作ってもいいですね。台湾の素朴で温かい煮込み料理、ぜひ挑戦してみてください。

 

作った人:管理栄養士 エダジュン

管理栄養士 エダジュン

料理研究家・管理栄養士。株式会社スマイルズに入社。SoupStockTokyoの本社業務に携わり、2013年に独立。家で作れるエスニック料理とパクチーを使ったレシピを研究中。「料理にやっちゃいけないことはない」がモットー。著書に『パクチー!パクチー!パクチー!』(NHK出版)、『野菜たっぷり具だくさんの主役サンド150』(誠文堂新光社)、『毎日食べたい!お粥ごはん』(パルコ出版)。2021年6月発売の『できるだけうちにある調味料で作る!エスニックつまみとごはん』(主婦と生活社)では、スーパーでも手に入る調味料とハーブを使って、なじみのある材料でちゃちゃっと手軽に作れる、台湾、タイ、ベトナム、韓国、インドネシア、フィリピンなど各国の人気料理115レシピを紹介。

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