バーチャルYouTuber沼への踏み入り方をまとめてみるよ(2018年5月ver.)

バーチャルYouTuber(以下、VTuber)、人気ですね。観ていない人でも、SNSなどでちらほらと話題は目にしている事でしょう。 私もここ1ヶ月ほどは毎日6~8時間、複数窓同時にVTuberを眺めている生活です。

そんなVTuber。興味はあるけど、どこから手を付けていいのか全然わからない方も多いんじゃないでしょうか。

かくいう私も、友人に布教しようとしたものの、布教記事やオススメ動画がすぐに出てこなかったりしました。

 

私の持論として、とやかく言う前にさっさと観ろと思っているので、動画視聴前提で、心地よい沼へのマイルドな浸かり方をまとめました。 これでもだいぶ圧を下げたつもりなんだけど、情報量多すぎると思ったら逐次読み飛ばしてください!

 

VTuber沼の現状

VTuberというのは、配信者の動きや表情に合わせて動く3D、あるいは2Dモデルを介して、YouTuber的な動画を配信しているわけですが、そもそも見た事ない人にはどういう配信形態なのか伝わっていないんじゃないでしょうか。

 

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2017年は、いわゆるヒカキンのようなYouTuberスタイル――編集あり・テロップ芸サムネの数分でネタ動画を連発するのが一般的でした。こういう言い方もアレですが、企業リソースによるプロの技術が投入されているので、動画のクオリティは非常に高いものになっています。

 

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一方ここ最近は雑談垂れ流し配信という、どちらかというとラジオに近いスタイルが多いです。コメント欄や事前質問の話題を拾いながら、1時間単位でしゃべっていく体裁ですね。 生放送でダラダラと配信し、問題ない範囲でアーカイブとして残していく形式です。

後者のメリットとして、動画の製作・編集コストが低く、ゲーム実況なども組み込みやすいため、個人レベルでも大量生産が可能なわけです。
ただしデメリットとして、視聴者側の可処分時間が食い潰される点です。 はい、沼の片鱗がうっすらと見えてきましたね。

たとえば、こんなニート女子高生に付き合ってたら生活が破綻するので、最初のうちは前者の短時間動画をオススメします。

 

VTuberジャンル全体

では、VTuberについてもう少し掘り下げようと思うんですが、本当に多角化しているので、分類が難しすぎるんですよね。そこで、ここまでのVTuber業界の流れを簡単に俯瞰するところから始めましょう。

~2017年10月:黎明期

『キズナアイ』を筆頭に、バーチャルモデルによるYouTube動画配信を展開。

2017年11~12月:

『バーチャルのじゃロリ狐娘Youtuberおじさん』こと、ねこます氏を筆頭に新興勢力の躍進開始。『輝夜月』登場、『のらきゃっと』さんYouTube進出など、ジャンル全体の盛り上がりを見せ始めました。

2018年1~3月:群雄割拠

nlab.itmedia.co.jp

参入障壁の低さゆえか、VTuberの数が雨後の竹の子のように増えていきました。
2月配信開始の『猫宮ひなた』を中心に、『カフェ野ゾンビ子』やら『げんげん』、『鳩羽つぐ』などの凝ったバックボーンを秘めたキャラも出てきたりといろいろな可能性が模索され始めた時期です。

2018年4~5月:にじさんじ隆盛

3月中旬~4月初頭にかけて『にじさんじ』――月ノ美兎を中心とする、ゆるふわ配信集団が大幅な伸びを見せ、新たな盛り上がりを見せつつあります。

 

固有名詞が多すぎてなんのこっちゃわからないでしょうが、

  • 2~3ヶ月単位で状況が変化しており、今夏の流行すら読めない
  • 常に情勢が変わっており、流行に追いつくためには1日でも早い方がいい

ということだけご理解いただければと思います。

 

バーチャルのじゃロリ狐娘Youtuberおじさん

では、ようやく動画を観ていく事にしましょう。ホント、どこからどう踏み入るかってめちゃくちゃ難しいんですよ。

そんな中、VTuber沼の仲間内協議で全会一致により、1本目はこちらに決定しました。

 

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  • 1本当たりが短く、既存動画の本数も少な目
  • VTuberならではという特殊性
  • 内容が万人向け(?)

「コンビニバイトの隙間を縫って作られたものでも世間の注目を集められるコンテンツになる」という事実を有言実行したねこます氏は、今のVTuber業界を切り拓いた先駆者なんですよね。 

そこからも自分を見失わず、自分の信じる正解を信じて行動し続けているねこますさんは本当に凄いと思います。

とはいえ、バーチャルでのじゃロリで狐娘でYoutuberなおじさんが筆頭に出てくるあたり、すごいジャンルだな、と改めて思います。

最新のトピックとしては、先週から始まったバーチャル放送局「V-TV」でコメンテーターを見事に努めており、今なお、確実に押さえておくべき存在でしょう。

 

バーチャルYouTuber四天王

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初期から一気にジャンルを盛り上げた上の四人が、VTuber四天王と呼ばれてます。(上ののじゃおじさん含めて5人で四天王というのが一般的?)

VTuber沼の仲間内会話ではもはや触れられる事すらないくらいに必修科目なので、観ておかないとモグリです。

ただしどれも動画数が尋常じゃないのでまともに追いつこうとすると破綻します。各YouTubeチャンネルの動画一覧を人気順にソートして、上位で気になった奴を拾うくらいでいいでしょう。

『輝夜月』などは比較的テンポのいい短時間動画で、総本数も少ないのでオススメです。

 

にじさんじ

ここ2ヶ月ほどで圧倒的な人気の伸びを見せているのが『にじさんじ』と呼ばれる配信グループ。全体的に「やべー奴」揃いで、サブカルクソ野郎どもの心をがっつりと掴み取る事に成功しています。

現状で20人おり、語り出すと抑えきれる自身が無いので、たまごまごさんの秀逸な布教記事に代えさせて頂きます。

 

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富士葵

昨晩、来月から地上波で冠コーナーを持つことが発表された富士葵。 今日、この日こそ取り上げたいと思い、この記事を書いているようなものです。

この子に関しても、たまごまごさんの記事がマジで泣けるから読んで。 いや、マジで新モデル発表のあの日は、本当に視聴者全体が温かい笑顔に包まれたんですよ。

www.moguravr.com

 

配信グループ

project-amaryllis.com

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vrlive.party

にじさんじの成功を受けてか、『アマリリス組』、『えのぐ』、『アイドル部』など、複数人でグループ組むパターンが多くなってきました。動画単体はおおむね1人1人なんですが、コラボ番組作ったり、Twitterで仲良くからんだりしているのを見ていると、そりゃあグループ全体を推す形になっちゃいますよね。アマリリス組をよろしくお願いします。

他にも『BANs』、『ばかよし』、『ゲーム部プロジェクト』、『空想コード+』……etc. 1日が48時間あっても追いつかないよ!!!

 

おわりに

www.minna-vtuber.com

正直、「にじさんじ箱押し」、「ぽんぽこ箱押し」、「VTuber箱押し」みたいな全体推しを始めると数十人をカバーする羽目になって破綻しますが(体験談)、好きな数人を観るだけなら、気楽で楽しいコンテンツだと思います。

 

 VTuberは1æ—¥1時間!!!

 

輝夜月 おまえらの私生活が楽しくなる缶バッジ B

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