Proの人も、そうじゃない人も。
9月20日、iOS 11の正式版がリリースされました! iPadユーザーのみなさんはもうアップデートしましたか?
今回は実際にiOS 11が入ったiPadを触りながら、iPad限定の新機能についてもう少し深くおさらいしてみます。「iOS 11入れようか迷ってる…」「入れたけど使い方わからん…」などなど、大きな仕様変更に驚いている方。 ぜひ一緒にiOS 11を試していきましょう。
Dock
・固定できるアプリが6から15へ
一番目に見える変化は、このmacOSライクな「Dock」が追加されたことでしょう。これまでホーム下に最大6つ固定できたアプリは、最大15個まで固定できるようになりました。
・Dockでアプリ切り替え
どんなアプリを開いていても、画面下からスワイプすることでDockを呼び出せます。つまり、いちいちアプリ切り替え画面に行かなくても、Dockからアプリを切り替えられるのです。
・最近使ったアプリを記憶
設定画面から「おすすめApp/最近使用したAppを表示」をオンにすると、直近で使ったアプリがDockの右側に表示されます。最大で3つのアプリが入れ替わります。
ドラッグ&ドロップ機能
・Dockからアプリをドラッグ&ドロップ→複数ウィンドウ
何かアプリを立ち上げているときに、Dockを呼び出してアプリアイコンをドラッグ&ドロップしてみます。すると起動しているアプリの上に、ドラックしたアプリが起動。そのまま上に持ち上げると複数ウィンドウの「Split View」に切り替わります。
・データをドラッグ&ドロップ
複数ウィンドウで作業しているとき、画像やURLなどのデータをドラッグ&ドロップしてダイレクトに移動できるように。ファイルをホールドしながら、Dockで別のアプリを起動して貼り付けることもできます。
新しいコントロールセンター
・カードデザインに変更
これまで別々だった「コントロールセンター」と「アプリ切り替え」が統合されました。起動中のアプリは2列で表示され、閉じるときは上にフリックします。
またSplit Viewでマルチタスキングしている2つのアプリは、そのままコントロールセンターへ収納できるようになりました。
・Dockからスワイプアップで起動
アプリ切り替え画面の新しい起動方法が追加されました。Dockから上にスワイプすると、アプリの切り替え画面に移動します。
もちろんこれまでどおり、ホームボタンの2回クリックでも起動できます。
Apple Pencilの新機能
・Pencilでロック画面をタッチ→メモが起動
Apple Pencilを使ってiPadのロック画面をタッチすると、自動的にメモアプリが起動。「インスタントメモ」と呼ばれるこの機能を使って、すぐに手描きメモを始めることができます。
・いつでも書き始められるインラインスケッチ
これまでメモアプリやメールで手描きメモを入れるには、ペンアイコンをタップして、手描きモードにする必要がありました。iOS 11では単にApple Pencilで描き始めると「インラインスケッチ」モードに切り替わり、文章のなかにそのまま書き込めます。
インスタントメモも、インラインスケッチも他のスタイラスではできない機能ですから、ますますiPad Proを買う理由が出来てきますね…。
Quick Typeキーボード
これまでアルファベットと数字・記号を打つには、地球アイコンからキーボードを切り替える必要がありました。が、「Quick Type」キーボードを使えば、ある程度なら切り替えなしでも入力できるようになりました。
iOS 11全体の新機能についてもまとめています。コチラからどうぞ。
iOS 11対応端末
・すべてのiPad Pro
・iPad Air、iPad Air 2、iPad(第5世代)
・iPad mini 2以降
・iPhone 5s以降(5cは含まない)
・iPod touch(第6世代)
2017年9月20日 19:40:一部画像をアップデートしました。
Image: Apple
Photo: ライフハッカー[日本版]
Source: Apple
(山本勇磨)