エントリモデルからパフォーマンスモデルまで、幅広く増強。
インテルがパソコンメーカとともに、新しいCeleron搭載のChromebookを発表しました。これでChromebookが今までよりぐっとパワーアップします。インテルはChromeOSにおけるメジャー・プレイヤの地位を確立していますが、今回そのリーチをより幅広いタイプのラップトップに広げようとしています。
幅広いレヴェルのラップトップが発表されましたが、まずBay Trail-MベースのCeleron搭載ChromebookがAcerやASUS、レノボ、東芝から発売される予定です。たとえばASUSのChromebookは2モデルで、13インチのC300、11.6インチでバッテリライフ11時間のC200ともに今年夏発売予定です。
Bay Trail-MベースのチップはフルにChromebookを動かす力がありながら、バッテリライフはより長く、さらに価格も低く抑えられています。搭載したChromebookではより薄く軽くファンのないデザインが可能になり、Wi-FiではIEEE 802.11 ac接続機能があります。
また、Celeron i3搭載の高性能ChromebookシリーズがAcerとDellから発売されることも発表されました。Acerの方は今年の夏349ドル(約3万5000円)~で発売、Dell Chromebook 11にもCeleron i3のオプションがあり、今年中に発売予定です。
さらに標準のHaswellチップベースの新製品もあります。Lenovo N20pは8月に329ドル(約3万3000円)で発売、Acerの11.6インチラップトップも準備中です。
つまりインテルは、Chromebookと他のCore i3アーキテクチャのラップトップの間の性能ギャップを埋める一方、エントリレベルのチップにもそのリーチを広げています。ということは、どんな価格帯でどんな性能のラップトップを探しても、そこにChromebookという選択肢がある、そんな状況になりつつあります。
Andrew Tarantola - Gizmodo US[原文]
(miho)