赤ワインは渋くて苦手という方に試して欲しいこと

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    赤ワインは渋くて苦手という方に試して欲しいこと

    赤ワインはしぶくて苦手という方がいるかもしれません。でももしかしたら、好きな種類と正しい飲み方を知らないだけかもしれません。

    まず、赤ワインの保存の仕方に気をつけましょう。決して温かくなりすぎないようにしてください。あなたが飲む時までおいしい状態でワインに待っていてもらいたいのなら、12~19℃で保存するようにしましょう。

    赤ワインが白ワインよりも特にしぶいというわけではないのです。赤ワインには葡萄の皮由来のタンニンが含まれます。このタンニンが渋さを感じさせるのです。(年を経ると、タンニンの濃度は変化します。年月を経るとワインの味が微妙に変化するのはこのためです。)

    カルフォルニアのワイナリーは70-80年代タンニンを競っていたことがあり、その頃のものはタンニンの濃度が濃いものが多いので、渋みが苦手な方は避けた方が無難です。タンニンがあまり含まれないワインとしては、ピノノワール(Pinot Noir)が挙げられます。またお値段もお手頃なボージョレ(Beaujolais)もおすすめです。グレナッシュ葡萄(Grenache)(スペイン語ではガルナーチャ葡萄(Garnacha))のものもよいです。グレナッシュ葡萄はフランスでは南ローヌ地域で栽培されています。コテ・ドュ・ローヌ(Cotes du Rhone)で探してみると見つかると思います。どの葡萄にタンニンが少ないかを知っておくと自分好みの赤ワインを探すことができます。

    最後に、赤ワインを十分に空気に触れさせましょう。デキャンタージュをして、少し待つということを行わないと赤ワインは閉じたまま、香りが広がることもありません。私はこの事を長年知らずに、ただ単に飲んでいたので、どれも同じ味がするなと思っていました。これを実践すると、これが本当にワインを飲むということなんだ、と分かるようになります。あのグラスをクルクル回すという動作も単なるスノッブのパフォーマンスではなかった訳です。

    高い赤ワインって渋いものが多い気がするので、お付き合いでいい赤ワインばかり飲まれている方に限って赤ワイン嫌いの方もいるかもしれませんね。

    [BussinessInsider]

    MOLLY OSWAKS(原文/mio)