そこまで邪悪な意図はなかったとも思うんですが...
iOS 4.1へのアップグレードで少しは問題が解消したとはされるものの、iOS4へのアップデート後に極端に動作パフォーマンスが落ちたと嘆いている「iPhone 3G」ユーザーの方は、きっとギズ読者の中にも多いんじゃないでしょうか。こりゃぁ、もう古いんだから仕方がねぇ、やっぱり新しい「iPhone 4」を購入するべかって店に走っちゃったあなたは、もしやジョブズの戦略に乗せられちゃったのかもしれませんよ!
そう固く信じるウォフォードさんは、iOS4にアップデートしたことを悔やむ他のiPhone 3Gユーザーと一緒に、アップルを相手取ってカリフォルニア州の上級裁判所へ集団訴訟を起こしちゃいましたね。なんでもiOS4のリリース時期が絶妙すぎていて、iPhone 4の発売の数日前というタイミングに設定し、わざとiPhone 3Gユーザーをトラブルに追い込んで、iPhone 4の新モデル購入に向かわせた悪意ある販売戦略だって、アップルに激しく噛みついちゃってますよ~
iPhone 4の品不足気味を見るに、そこまで強引な手法を使ってまで、アップルがiPhone 4の販売を無理に伸ばそうとしたとは思えませんが、この訴訟で大きく評価できる点としましては、ユーザーが望むならば、アップルはもっと簡単にiOS4からiOS 3.x系へのOSダウングレードができるようにすべきだという主張です。これには心から賛同しちゃうiPhone 3Gユーザーも多いんじゃないでしょうかね。アップルが喜んで応じてくれるとは思えませんけど...
[Free Republic via Ars Technica]
Jesus Diaz(米版/湯木進悟)