目を疑うとはこのことです! 目を奪われるとはこのことです!
目だけじゃなくって、あいた口もあきっぱです。
とにかくこのビデオを見てください。
これ、アニメーションじゃないんです。現実なんです。
建物の壁のブロックが移動したりデコボコしたりしてるようにみえますよね。
これいたって普通の建物に、とっても高度にマッピングされた7つのHDプロジェクターを使ってイメージを映してるんです。
このビデオは、Obscura Digital社の独自のソフトウェアを使って巨大なHDライトをコントロールし、2万画素のイメージを建物全体にイメージを映しだしています。
こんなにスムーズに見えるのは、このソフトウェアが建物を形や距離、イメージの明るさ、回転方向、動き、その他いろいろ必要な情報を計算しているからなんです。
普通こんな大掛かりなことやろうとすると準備に何ヶ月か要するものなんですけど、このソフトウェアはその点でもおりこうさんで、様々な用途に対応可能なのでなんとたったの数日で完成してしまったそうです。
トップの映像はマカフィー社のプロモーション企画。
下の2つはニューヨークでのiGoogleプロモーション(プロジェクターの数は20台)と、YouTube Symphony Orchestraのビデオです。
とりあえずプロモーションの話や難しい技術のことはおいておきまして、この映像どうですか?
現実なのに非現実的。相当かっこいいよ!
3Dグラフィックを使ってアニメーションをより現実的にしてきましたけど、これはその真逆。3Dグラフィックで、現実世界がなんかゲームみたいです。このビデオみてると、ちょっとリアリティが遠くなります。
夢だけどー、夢じゃなかったー! って気分です。
[Obscura via Fast Company]
Brian Lam(原文/そうこ)
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