建築を勉強する学生Viktor Ramosさんが、イスラエルとパレスチナの問題を解決する画期的なアイディアを提案しています。
それは、居住可能な巨大な橋を作り、2つの国が平和的に共存してはどうかというものです。
現在のこじれにこじれてしまった両者の状況を見ていると、そんなことで解決できるのだろうか、と思う反面、逆にこれくらいしないと解決できないのでは? とも思ったり。確かに橋という構築物を使って、同じ領土で2つの国がそれぞれ生活する、というのはかなり斬新なアイディアなことは確かですね。
以下でさらに詳細と画像をどうぞ。
大変シンプルで天才的なこのアイディア。イスラエルとパレスチナが互いに領土を主張している土地に、超巨大な建築物を構築して、その上に人が住み、生活するようなものです。人や動物、商品の行き来も自由にできて、橋の機能も持っています。地域が孤立してしまうのを防ぐと同時に、人々が相手国を通らずに移動することができます。
もし技術的に建築可能なら(最近のエンジニアリングのすごさをもってすれば可能な気がしますが)、両者の要求の多くを満たしつつ、その地理に新しい視点を切り開くことになります。もちろん問題のすべてをこのプロジェクトで解決できるわけではありませんが、大部分がこれで解決されることも期待できるのではないでしょうか。
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Jesus Diaz(MAKI)
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