また飲み会で大活躍しそうなiPhone用アプリが出ました。
「iHologram」は、驚嘆すべきiPhoneアプリです。作者はDavid O'Reilly。
なんていうか、画面が別次元へつながる窓のように見えてきます。とにかく動画を見てみてください。
まるで魔法のようですが、これはアナモルフォーズ(歪像)という、絵画の世界では15世紀から使われてきたテクニックとiPhoneのジャイロスコープを組み合わせて作られたものです。アナモルフォーズの画法で絵を歪めて描くと、特定の方向から絵を見た時に、その絵が2次元から立ち上がって見えます。このアプリは35度から45度の角度から見るように作ってあります。アプリはモーションセンサーを利用して、iPhoneの画面の位置を計算するので、見る人の位置が変わっても3Dの世界を見ることができます。
動画を見ればわかるとおもいますが、その仕上がりは完璧に近いといっていいでしょう。キャラクターが立体的に立ち上がって見え、その足元は宇宙空間のようです。
現在のところこれはただのテクノロジーのデモンストレーションであり、実際にApp Storeからダウンロードできるようにするわけではないようですが…ぜひともiPhoneアプリデベロッパーの方が手伝って、この猫が歩くやつだけでいいからアプリ化してくださいませ。100円くらいだったら買いますから。
Jesus Diaz(MAKI/いちる)
【関連記事】