SSDはHDDと違って何の前触れもなくいきなり死ぬ。HDDが死ぬ時は怪しい音がし始めるものだ。しかし、SSDは半導体ストレージなのでまったく音もなくいきなり死ぬ。なので、その「損耗状態」をきちんと把握しなければならない。
新しいゲーミングノートDell G15 5515 Ryzen Editionを買った!にて2022年5月頃に購入したDellゲーミングノート。私のメインマシンである。こいつのSSD状態を日々監視してきた。nvme-cliツールを使ってスクリプトを組んで。
user@enlil:~/bin$ cat ssd.sh #!/bin/bash # # NVMe SSD health # https://www.nvmetools.com/post/nvme-health # sudo nvme smart-log /dev/nvme0|grep -E "critical_warning|percentage_used|media_errors" user@enlil:~/bin$
SSDの損耗状態をお手軽に判断できる"percentage_used"は初期状態はゼロであり、長らくこれはゼロである。この数値がついに"1%"を表示した。
user@enlil:~/bin$ ssd.sh critical_warning : 0 percentage_used : 1% media_errors : 0 user@enlil:~/bin$
ついに来たかっ!!
Dell G15 5515購入後まる2年。SSDの損耗状態を気にしなければならない段階となってきた。
では、この"percentage_used"がいくつになったら「そろそろヤバイ」と考えれば良いのであろうか?
NVMe SSD health
https://www.nvmetools.com/post/nvme-health
状態としては3つに分類できるようだ。
- Good
- Suspect
- Critical
そして、基準としては、percentage_usedが100%を超えると"Suspect"となるそうな。
今後"percentage_used"を経過観察していこう。この具合だと、3年程度でSSDを使ったPCは「怪しく」なるのかもしれぬな。
3年で償却か。まぁ、PCだからね。サーバは5年だけど。会計的な減価償却ではね。まぁ、PCですから。。。