ガジェレポ!

京都在住の中年サラリーマンブロガーです。主にMacやiPhone、ゲームなどの情報をレポートしていましたが、もうなんでもありの雑記ブログに変更。

【2017年夏休みの自由研究】『紙すき体験』に行ってきた。

今年の夏休みは充実していたガジェレポ!@gadgerepoです。こんにちわ。

前回に引き続き、夏休みネタ。

連休の最終日、大阪某所で親子参加型のイベント『紙すき体験』が開催されていたので行ってまいりました。

身近な植物から紙は作れるのか?

 

この『紙すき体験』は「紙すきを通して、環境を考える」というテーマで、野草からパルプを取り出し、紙をすいてハガキをつくる体験をしながら、紙と環境の関係を考える――という趣旨の元、某大学所有の植物園で行われたもの。

本来、和紙の原材料に使われるのは楮(こうぞ)や三椏(みつまた)といった植物だそうですが、今回は身近な野草から紙を作ってみよう!ということで、コチラの「葛(くず)」を使うことに。

 

葛(くず)は「くず粉」の原料ですね。

その他、使用する道具として紙を漉(す)くための網が貼られた木枠、ガーゼ、タオル、バット・トレーや、アイロン、ミキサー、ハンマー、切り株などが用意されていました。

 

それではさっそく紙作りに挑戦!

まずは切り株の上に原材料の葛(くず)を乗せ、ハンマーで叩いていきます。

 

葛(くず)の繊維が潰れ、細かくなるまでひたすら叩く!

 

ある程度細かくなったら、文明の利器「ミキサー」の出番。さらに葛(くず)の繊維を細かくします。

 

細かくなった葛(くず)の繊維を多めの水とともにバット・トレーに移し、網が貼られた木枠で漉(す)いていきます。

 

漉(す)いた繊維を、タオルで水分を取りながらガーゼに移します。

 

さらにガーゼでサンドイッチした繊維を、アイロンでしっかり圧着&乾燥させれば「漉(す)き紙」の完成。

 

というわけで、コチラが葛(くず)の繊維を使用した手作りの紙で〜す!

 

……紙?

写真ではちょっとアレな感じですが、薄くてシッカリと一枚物の紙になっていました。

でもやっぱり脆(もろ)そうで、何か書いてハガキとして送ったり……なんてことは無理そうですwww

 

まとめ

 

身近な野草からでも、紙が作れちゃうのは驚きです。
でも今度は「ちゃんと書ける紙」を作りたい……。