ウェブサーバーを準備する
インターネット上にホームページを公開するためには、ウェブサーバーとIPアドレス(ドメイン)が必須となります。全て自前で揃えることも可能ですが、人的・経済的な要求をクリアしなくてはなりません。各種ウェブサービスの管理代行を行なう、レンタルサーバーの利用をお勧めします。
とはいえ、サービスを提供する会社は数多くあり、さらにサービス内容も機能・価格で細分化。「どこの会社にする?どのサービスがいいの?」という問いは、誰もが直面する悩ましい問題ですね。私自身、かなりの時間を費やした記憶があります。
選択する際の判断基準は、開示されている「MySQL、PHPなどの機能提供の有無」「独自ドメイン可否」「費用」「制限事項(ディスク容量・データ転送量など)」と、使ってみなければ分からない「サーバーの安定性・操作性」「運営会社の信頼性」、困ったときの情報量に比例する「ユーザー数」などが挙げられます。また「ドメイン取得代行・管理」についても考慮すべきところです。
多くのレンタルサービスから絞り込むために、比較サイト(“レンタルサーバー 比較”でネット検索!)の利用をお勧めします。機能・予算的な条件で10社程度に絞り込んだ上で、サポート掲示板の雰囲気や利用者の口コミ情報、お試しサービスを利用するなどして決断しましょう。
当サイトの運用環境(参考)
- レンタルサーバー
- 【CORESERVER】のCORE-MINIを利用しています。同社の別サービスXREA+を利用し始めたのが2003年、2010年にCORE-MINIに切り替えましたが、機能的にも価格的にも満足しています。
- ドメイン管理
- 【VALUE-DOMAIN】で取得・管理しています。レンタルサーバーと同じ会社ですので、サイト管理と合わせて一元管理をしています。
制作ソフトを準備する
コンテンツ(文章、画像など)をウェブブラウザー上に表示するには、HTML(Hyper Text Markup Language)とCSS(Cascading Style Sheets)を覚えなければなりません。難しいというよりは面倒で、その面倒を補ってくれるのが制作ソフトです。
ワープロ感覚で文章や画像を配置すれば、自動的にHTMLを付加し、CSSファイルも定義してくれます。また、出来上がったHTMLを眺めることで知識も深まります。自分にあったソフトを探して使ってみましょう。
私の利用ソフト(参考)
- ホームページ・ビルダー【アマゾンで詳細を見る】
- 一番初めに購入した制作ソフトです。あまり触らないままDreamweaver 4.0へ切り替えたため記憶に残っていませんが、仕様を読んでみると着実に機能を強化しているようですね。
- Dreamweaver 4.0
- しばらくの間フル活用していました。WordPressへの移行に伴い今は使っていませんが、HTML&CSSを覚えたのはこのソフトに拠るところが大きいですね。
- Fireworks 4.0
- サイト内で使う飾り画像やロゴ制作に使っています。古いソフトですが、サブのWindows XPマシンで今も現役です。
- Adobe Photoshop Elements【アマゾンで詳細を見る】
- ペンタブレットの付属ソフトとして入手しました。プロご用達Adobe Photoshopの下位バージョンですが、ちょっとした写真のレタッチであればこれで十分です。
- Inkscape
- フリーのドローソフトです。Fireworks 4.0の代替候補として試用していますが、メインで使うことになりそうです。
- CLIP STUDIO PAINT PRO【アマゾンで詳細を見る】
- これもFireworks 4.0の代替候補として導入しました。自分の用途としては明らかなオーバースペックで、使いこなすには相応の時間が掛かりそうですね……。将来的にはイラスト制作にもチャレンジしてみようと思います。
- Color Picker
- この色は何色?を調べるときに使っています。
- TeraPad
- EUCやUTF-8Nの文字コードも扱えるテキストエディタです。ホームページ制作に限らず、入れておきたいソフトですね。
- FileZilla
- FTP(File Transfer Protocol)ソフトです。以前は、【FFFTP】を使っていましたが乗り換えました。サーバーとのやり取りには必須ですね。