NEWS

お知らせ
2024. 12. 16
イベント

~フランス・ブルゴーニュから8生産者が来日、総勢100名がワインを分かち合って堪能~「ラ・ポレ・ド・東京」を日本初開催

 エノテカ株式会社(本社:東京都港区、社長:堀 慎二)は、2024128日に東京千代田区丸の内のプライベートクラブで、日本初開催となるディナーイベント「ラ・ポレ・ド・東京」を開催しました。「ブルゴーニュワインでつながる友情~素晴らしいワインの喜びを分かち合う~」をコンセプトとする本イベントのために、フランス・ブルゴーニュから8生産者合計11名が来日し、生産者を含めた総勢100名が素晴らしいワインを味わう喜びを分かち合って楽しみました。

IMG_6846.jpg
↑本イベントのために、来日した生産者の方々。左から、ジャック・ディヴォージュ氏(ドメーヌ・デ・ランブレイ)、ヴィルジル・リニエ氏(リニエ・ミシュロ)、ピエール・ラフォン氏(ドメーヌ・デ・コント・ラフォン)、ベルタン・リニエ氏(リニエ・ミシュロ)、ナタリー・トロ氏(トロ・ボー)、ドミニク・ラフォン氏(ラ・ポレ・ド・東京会長)、ジャン・スベイラン氏(オリヴィエ・ルフレーヴ)、クリスティーナ・ラフォン氏、ピエール・アントナン・ダルヴィオ氏(ダルヴィオ・ペラン)、アデル・マトロ氏(マトロ)、マルク・アントナン・ブラン氏(ブラン・ガニャール/マルク・アントナン・ブラン)

 「ラ・ポレ・ド・東京」は、フランス・ブルゴーニュのムルソー村で1920年代から続く、ブドウの収穫を祝う食事会「ラ・ポレ・ド・ムルソー」の精神を取り入れたディナーイベントです。「ラ・ポレ・ド・ムルソー」では、700名以上のゲストが集い、それぞれが厳選したブルゴーニュワインを持ち寄って、皆でワインをシェアしながら、飲んで、食べて、歌ってを延々と続ける、陽気なブルゴーニュ人らしい食事会となります。「ラ・ポレ・ド・東京」は、「ラ・ポレ・ド・ムルソー」のコンセプトとスタイルを忠実に取り入れ、生産者やお客さまも皆一緒になって、美味しいワインと楽しい時間を分かち合うことを目的に開催しました。

 イベントの冒頭では、「ラ・ポレ・ド・東京」の会長に就任したドミニク・ラフォン氏(ドメーヌ・デ・コント・ラフォン元オーナー)が、もともと長い歴史を持つラ・ポレというイベントをラフォン家が継承し、現在の「ラ・ポレ・ド・ムルソー」となった歴史的背景や、現在、世界各地でラ・ポレのイベントが行われており、日本で開催されることになった喜びを語っていただきました。そして、「ラ・ポレ・ド・ムルソーと同様に、ぜひ美味しいブルゴーニュワインを共に分かち合いながら、飲んで、食べて、歌って、踊って、存分に楽しんでほしい」と結び、ラフォン氏の「乾杯!」のご発声と共に会がスタートしました。

 ドミニク氏の乾杯の後には、早速、生産者の方々が「バン・ブルギニヨン」を大合唱。「バン・ブルギニヨン」とは、"ブルゴーニュの手拍子"という意味で、ブルゴーニュでうれしいことがあると必ず歌われる曲です。イベント当日は、生産者の方々だけでなく、お客さまも一緒に「ラ・ラ・ラ!」の歌声とともに手拍子をしながら大合唱し、会場の一体感を生み出す歌として「バン・ブルギニヨン」が繰り返し歌われていました。

IMG_7198.jpg
↑「ラ・ポレ・ド・東京」会長のドミニク・ラフォン氏(中央)の乾杯のご発声の後に、早速飛びだしたブルゴーニュの賛歌、バン・ブルギニヨン

 今回、ブルゴーニュからは8つの生産者が本イベントのために来日、最初に各生産者が厳選したドメーヌ蔵出しの希少ワインを順次提供しました。加えて、本家のしきたりに基づき、今回はお客さまにもブルゴーニュワイン(プルミエ・クリュ以上)をお持ちよりいただき、それらのワインも一緒にお楽しみいただくというかつてないスタイルを導入しました。ディナー後半では、各テーブルでお客さま同士が自身のワインを注ぎ合うだけでなく、各テーブルを回って、他のお客さまのワインを試飲したり、逆に自分のワインを飲んでもらったりと、ブルゴーニュワインを通じた様々な繋がりや出会いが会場のあちらこちらで生まれていました。

 「ラ・ポレ・ド・ムルソー」では、食事会の合間に合唱やバンド演奏がにぎやかに繰り広げられ、会を盛り上げます。そのスタイルも忠実に再現し、本イベントのためにエノテカの社員で結成したエノテカバンドがイベント中、終始にぎやかな合唱と演奏を繰り広げました。エノテカバンドの歌に釣られて、最後には生産者たちも皆ステージに上がり、ブルゴーニュ地方に起源を持つ伝統的な歌で、自分がブルゴーニュ人である誇りを歌った曲、『Joyeux enfants de la Bourgogne(ブルゴーニュの幸せな子どもたち)』などを大熱唱。お客さまも立ち上がって手拍子し、ブルゴーニュで興が乗ってくると始まるナプキンを頭上でぐるぐる振り回すパフォーマンスを生産者のみならず、お客様まで始めるなど、盛り上がりは最高潮に達しました。

IMG_7670.JPG
↑プロかと見まごう美声を披露したヴィルジル・リニエ氏(中央)とともに、皆で肩を組みながらブルゴーニュの歌を熱唱する生産者の皆さん

 ドミニク氏の最後の挨拶では、「ここはムルソー村かと思いました(笑)」との冗談が飛び出すほど、大変盛り上がった日本初開催の「ラ・ポレ・ド・東京」。高級なイメージがあるブルゴーニュワインですが、生産者の方々は気さくで、とても陽気な側面を持ち、ブルゴーニュの土地柄とブルギニヨン(ブルゴーニュの住人)気質を垣間見ることができました。ブルゴーニュワインというワインラヴァーの"共通言語"を介して、生産者もご参加いただいたお客さまも皆一体となって楽しんだ、稀有な一夜となりました。

IMG_7759.jpg
↑生産者が厳選した蔵出しワインの数々、合計24種類。ボトルがズラリと並ぶ様子は圧巻

 エノテカ株式会社は、今後も生産者とお客様を繋ぎ、ワイン本来が持つ素晴らしさを伝える魅力あふれるイベントを実施していきたいと考えております。

■「ラ・ポレ・ド・東京」 に参加いただいた生産者の方々
ドミニク・ラフォン氏(「ラ・ポレ・ド・東京」会長)、クリスティーナ・ラフォン氏
ピエール・ラフォン氏(コント・ラフォン オーナー・ファミリー)
マルク・アントナン・ブラン氏(ブラン・ガニャール/マルク・アントナン・ブラン 当主)
ピエール・アントナン・ダルヴィオ氏(ダルヴィオ・ペラン 当主)
ジャック・ディヴォージュ氏(ランブレイ 支配人兼醸造責任者)
ヴィルジル・リニエ氏(リニエ・ミシュロ 当主) 、ベルタン・リニエ氏(リニエ・ミシュロ オーナー・ファミリー)
アデル・マトロ氏(マトロ オーナー・ファミリー)
ジャン・スベイラン氏(オリヴィエ・ルフレーヴ 社長)
ナタリー・トロ氏(トロ・ボー オーナー・ファミリー)

■生産者からの提供ワインリスト

ワイン

種類

VIN

容量(ml

ドメーヌ・デ・コント・ラフォン

ムルソー・プルミエ・クリュ・ペリエール

2014

1500

ムルソー・プルミエ・クリュ・シャルム

2015

1500

ヴォルネイ・プルミエ・クリュ・サントノ・デュ・ミリュー

2015

1500

ブラン・ガニャール/ブラン・スール・エ・フレール

バタール・モンラッシェ・グラン・クリュ

2013

1500

シャサーニュ・モンラッシェ・プルミエ・クリュ・モルジョ

2015

1500

コート・ド・ブルイィ・レ・ジュモー

2018

1500

ダルヴィオ・ペラン

シャサーニュ・モンラッシェ・プルミエ・クリュ・レ・ブランショ・ドゥシュ

2015

750

ムルソー・プルミエ・クリュ・ペリエール

2011

750

ムルソー・プルミエ・クリュ・ジュヌヴリエール

2017

750

ドメーヌ・デ・ランブレイ

クロ・デ・ランブレイ・グラン・クリュ 

2016

750

クロ・デ・ランブレイ・グラン・クリュ

2009

1500

クロ・デ・ランブレイ・グラン・クリュ

1993

1500

リニエ・ミシュロ

モレ・サン・ドニ・プルミエ・クリュ・レ・ファコニエール

2016

750

モレ・サン・ドニ・プルミエ・クリュ・オー・シェゾー

2013

750

クロ・ド・ラ・ロッシュ・グラン・クリュ

2017

750

マトロ

ピュリニー・モンラッシェ・プルミエ・クリュ・レ・シャリュモー

2019

750

ムルソー・プルミエ・クリュ・シャルム

2019

750

ムルソー・プルミエ・クリュ・ペリエール

2017

750

オリヴィエ・ルフレーヴ

ムルソー・プルミエ・クリュ・スー・ル・ド・ダーヌ

2018

1500

ピュリニー・モンラッシェ・プルミエ・クリュ・レ・フォラティエール

2016

1500

バタール・モンラッシェ・グラン・クリュ

2015

1500

トロ・ボー

ショレイ・レ・ボーヌ

2009

750

ボーヌ・プルミエ・クリュ・クロ・デュ・ロワ

2010

750

アロース・コルトン・プルミエ・クリュ・レ・フルニエール

2009

750