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エノテカ株式会社(本社:東京都港区、社長:堀 慎二)は、2024年12月8日に東京千代田区丸の内のプライベートクラブで、日本初開催となるディナーイベント「ラ・ポレ・ド・東京」を開催しました。「ブルゴーニュワインでつながる友情~素晴らしいワインの喜びを分かち合う~」をコンセプトとする本イベントのために、フランス・ブルゴーニュから8生産者合計11名が来日し、生産者を含めた総勢100名が素晴らしいワインを味わう喜びを分かち合って楽しみました。
「ラ・ポレ・ド・東京」は、フランス・ブルゴーニュのムルソー村で1920年代から続く、ブドウの収穫を祝う食事会「ラ・ポレ・ド・ムルソー」の精神を取り入れたディナーイベントです。「ラ・ポレ・ド・ムルソー」では、700名以上のゲストが集い、それぞれが厳選したブルゴーニュワインを持ち寄って、皆でワインをシェアしながら、飲んで、食べて、歌ってを延々と続ける、陽気なブルゴーニュ人らしい食事会となります。「ラ・ポレ・ド・東京」は、「ラ・ポレ・ド・ムルソー」のコンセプトとスタイルを忠実に取り入れ、生産者やお客さまも皆一緒になって、美味しいワインと楽しい時間を分かち合うことを目的に開催しました。
イベントの冒頭では、「ラ・ポレ・ド・東京」の会長に就任したドミニク・ラフォン氏(ドメーヌ・デ・コント・ラフォン元オーナー)が、もともと長い歴史を持つラ・ポレというイベントをラフォン家が継承し、現在の「ラ・ポレ・ド・ムルソー」となった歴史的背景や、現在、世界各地でラ・ポレのイベントが行われており、日本で開催されることになった喜びを語っていただきました。そして、「ラ・ポレ・ド・ムルソーと同様に、ぜひ美味しいブルゴーニュワインを共に分かち合いながら、飲んで、食べて、歌って、踊って、存分に楽しんでほしい」と結び、ラフォン氏の「乾杯!」のご発声と共に会がスタートしました。
ドミニク氏の乾杯の後には、早速、生産者の方々が「バン・ブルギニヨン」を大合唱。「バン・ブルギニヨン」とは、"ブルゴーニュの手拍子"という意味で、ブルゴーニュでうれしいことがあると必ず歌われる曲です。イベント当日は、生産者の方々だけでなく、お客さまも一緒に「ラ・ラ・ラ!」の歌声とともに手拍子をしながら大合唱し、会場の一体感を生み出す歌として「バン・ブルギニヨン」が繰り返し歌われていました。
今回、ブルゴーニュからは8つの生産者が本イベントのために来日、最初に各生産者が厳選したドメーヌ蔵出しの希少ワインを順次提供しました。加えて、本家のしきたりに基づき、今回はお客さまにもブルゴーニュワイン(プルミエ・クリュ以上)をお持ちよりいただき、それらのワインも一緒にお楽しみいただくというかつてないスタイルを導入しました。ディナー後半では、各テーブルでお客さま同士が自身のワインを注ぎ合うだけでなく、各テーブルを回って、他のお客さまのワインを試飲したり、逆に自分のワインを飲んでもらったりと、ブルゴーニュワインを通じた様々な繋がりや出会いが会場のあちらこちらで生まれていました。
「ラ・ポレ・ド・ムルソー」では、食事会の合間に合唱やバンド演奏がにぎやかに繰り広げられ、会を盛り上げます。そのスタイルも忠実に再現し、本イベントのためにエノテカの社員で結成したエノテカバンドがイベント中、終始にぎやかな合唱と演奏を繰り広げました。エノテカバンドの歌に釣られて、最後には生産者たちも皆ステージに上がり、ブルゴーニュ地方に起源を持つ伝統的な歌で、自分がブルゴーニュ人である誇りを歌った曲、『Joyeux enfants de la Bourgogne(ブルゴーニュの幸せな子どもたち)』などを大熱唱。お客さまも立ち上がって手拍子し、ブルゴーニュで興が乗ってくると始まるナプキンを頭上でぐるぐる振り回すパフォーマンスを生産者のみならず、お客様まで始めるなど、盛り上がりは最高潮に達しました。
ドミニク氏の最後の挨拶では、「ここはムルソー村かと思いました(笑)」との冗談が飛び出すほど、大変盛り上がった日本初開催の「ラ・ポレ・ド・東京」。高級なイメージがあるブルゴーニュワインですが、生産者の方々は気さくで、とても陽気な側面を持ち、ブルゴーニュの土地柄とブルギニヨン(ブルゴーニュの住人)気質を垣間見ることができました。ブルゴーニュワインというワインラヴァーの"共通言語"を介して、生産者もご参加いただいたお客さまも皆一体となって楽しんだ、稀有な一夜となりました。
エノテカ株式会社は、今後も生産者とお客様を繋ぎ、ワイン本来が持つ素晴らしさを伝える魅力あふれるイベントを実施していきたいと考えております。
■「ラ・ポレ・ド・東京」 に参加いただいた生産者の方々
ドミニク・ラフォン氏(「ラ・ポレ・ド・東京」会長)、クリスティーナ・ラフォン氏
ピエール・ラフォン氏(コント・ラフォン オーナー・ファミリー)
マルク・アントナン・ブラン氏(ブラン・ガニャール/マルク・アントナン・ブラン 当主)
ピエール・アントナン・ダルヴィオ氏(ダルヴィオ・ペラン 当主)
ジャック・ディヴォージュ氏(ランブレイ 支配人兼醸造責任者)
ヴィルジル・リニエ氏(リニエ・ミシュロ 当主) 、ベルタン・リニエ氏(リニエ・ミシュロ オーナー・ファミリー)
アデル・マトロ氏(マトロ オーナー・ファミリー)
ジャン・スベイラン氏(オリヴィエ・ルフレーヴ 社長)
ナタリー・トロ氏(トロ・ボー オーナー・ファミリー)
■生産者からの提供ワインリスト
ワイン |
種類 |
VIN |
容量(ml) |
ドメーヌ・デ・コント・ラフォン |
|||
ムルソー・プルミエ・クリュ・ペリエール |
白 |
2014 |
1500 |
ムルソー・プルミエ・クリュ・シャルム |
白 |
2015 |
1500 |
ヴォルネイ・プルミエ・クリュ・サントノ・デュ・ミリュー |
赤 |
2015 |
1500 |
ブラン・ガニャール/ブラン・スール・エ・フレール |
|||
バタール・モンラッシェ・グラン・クリュ |
白 |
2013 |
1500 |
シャサーニュ・モンラッシェ・プルミエ・クリュ・モルジョ |
赤 |
2015 |
1500 |
コート・ド・ブルイィ・レ・ジュモー |
赤 |
2018 |
1500 |
ダルヴィオ・ペラン |
|||
シャサーニュ・モンラッシェ・プルミエ・クリュ・レ・ブランショ・ドゥシュ |
白 |
2015 |
750 |
ムルソー・プルミエ・クリュ・ペリエール |
白 |
2011 |
750 |
ムルソー・プルミエ・クリュ・ジュヌヴリエール |
白 |
2017 |
750 |
ドメーヌ・デ・ランブレイ |
|||
クロ・デ・ランブレイ・グラン・クリュ |
赤 |
2016 |
750 |
クロ・デ・ランブレイ・グラン・クリュ |
赤 |
2009 |
1500 |
クロ・デ・ランブレイ・グラン・クリュ |
赤 |
1993 |
1500 |
リニエ・ミシュロ |
|||
モレ・サン・ドニ・プルミエ・クリュ・レ・ファコニエール |
赤 |
2016 |
750 |
モレ・サン・ドニ・プルミエ・クリュ・オー・シェゾー |
赤 |
2013 |
750 |
クロ・ド・ラ・ロッシュ・グラン・クリュ |
赤 |
2017 |
750 |
マトロ |
|||
ピュリニー・モンラッシェ・プルミエ・クリュ・レ・シャリュモー |
白 |
2019 |
750 |
ムルソー・プルミエ・クリュ・シャルム |
白 |
2019 |
750 |
ムルソー・プルミエ・クリュ・ペリエール |
白 |
2017 |
750 |
オリヴィエ・ルフレーヴ |
|||
ムルソー・プルミエ・クリュ・スー・ル・ド・ダーヌ |
白 |
2018 |
1500 |
ピュリニー・モンラッシェ・プルミエ・クリュ・レ・フォラティエール |
白 |
2016 |
1500 |
バタール・モンラッシェ・グラン・クリュ |
白 |
2015 |
1500 |
トロ・ボー |
|||
ショレイ・レ・ボーヌ |
赤 |
2009 |
750 |
ボーヌ・プルミエ・クリュ・クロ・デュ・ロワ |
赤 |
2010 |
750 |
アロース・コルトン・プルミエ・クリュ・レ・フルニエール |
赤 |
2009 |
750 |