全国巡回を経てついに東京にやってくる!六本木ヒルズ・森アーツセンターギャラリーにて「さくらももこ展」が開催されます。
本展は、まんが家、エッセイスト、作詞家、脚本家といくつもの顔を持ち、新しいキャラクターやエッセイを次々と生み出し続けた稀代のアーティスト・さくらももこの、今もなお輝き続けるその全魅力に迫る展覧会です。さくらももこは、まんが家として1984年のデビュー以降、こどもから大人まで愛される作品や、ブラックかつカオスなユーモアセンスが存分に発揮された作品、ライフステージに寄り添ったエッセイ作品まで、多岐にわたる作品を生み出しました。本展覧会では、代表作を含む約300点のカラー原画や直筆原稿がこれまでにないボリュームで一堂に展示されます。〝描く〞ことと〝書く〞ことを楽しみつくし多忙を極める一方、季節のうつろいや小さな日常をこよなく愛したさくらももこの世界が楽しめます。この機会に足を運んでみてはいかがでしょうか。
《みどころ》
◆序章 「さくらももこができるまで」
「さくらももこ」ができる前、まんが家デビューまでの時間を、少女時代の私物や卒業文集、絵日記などの展示を通して振り返ります。
◆第1章 「ももことちびまる子ちゃん」
さくらももこの代表作『ちびまる子ちゃん』で記念すべき初めてのカラー扉絵や、原画によるキャラクター紹介が展示されます。第1章だけで展示する原画はなんと100点以上!ボリューム満点の展示となっており、好きなキャラクター・懐かしのエピソードにも出会うことができます。
◆第2章 「ももこのエッセイ」
文章を書くことは何故か苦にならず、高校3年の時に書いた作文が「現代の清少納言」と称されたことからエッセイまんがを描くことを思いついたという、さくらももこ。その才能は1991年発刊の『もものかんづめ』で開花します。第2章では、『もものかんづめ』の巨大原稿用紙や拡大本のほか、『まるむし帳』や『ももこのいきもの図鑑』などさくらももこが手がけたエッセイに関する展示も登場。
◆第3章 「ももこのまいにち」
1994年に男児を出産。変わらず仕事に追われつつも、子どもと過ごす時間を大切にしたいという思いを抱えていた日々の中でうまれた作品が展示されます。『そういうふうにできている』や『スーパー0くん』、『のほほん絵日記』など数々の作品の中から、さくらももこが大切にした日常を見つけてみてはいかがでしょうか。
◆第4章 「ももこのナンセンス・ワールド」
さくらももこが「ナンセンス」に本気で取り組み、その才能をあますことなく発揮した異色の作品、さくらももこの発想の原点ともいわれる『神のちから』と『神のちからっ子新聞』が展示されます。ナンセンス・ワールドを表現して考え抜かれた額縁や展示レイアウトにも注目して、空間そのものが楽しめます。
◆第5章 「ももことコジコジ」
ふとした落書きから誕生した、正体不明の宇宙の子、コジコジ。コジコジが発する濁りのないことばの数々は、読む人に寄り添いそっと背中を押してくれます。あたたかな言葉と画でつくられた空間を堪能してみてはいかがでしょうか。
◆終章 アトリエより
仕事でもプライベートでも、みんなを楽しませ、面白がらせることが大好きだった、さくらももこ。その思いは遺された作品の中にも宿り、いまを生きる私たちに幸せを届けてくれます。まる子とコジコジの冒険を描いた『まるコジ』の名場面と、ひとつひとつ丁寧に描かれた39点にものぼる小さなイラストたちが展示を締めくくります。
※内容の詳細は公式サイトをご確認ください。
開催場所・
最寄駅
森アーツセンターギャラリー
六本木駅(徒歩3分)
/ 麻布十番駅(徒歩9分)
/ 乃木坂駅(徒歩10分)
所在地
〒106-6150
東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー52F
MAP
開催期間
前期:2024/10/05(土)~2024/11/20(水) 47日間
後期:2024/11/21(木)~2025/01/05(日) 46日間
時間
開始 10:00 / 終了 18:00
※金曜日・土曜日、10/13(日)、11/03(日)は20:00まで
※入館は閉館の30分前まで
料金・費用
入館料:未定
※詳細は公式サイトをご確認ください。
公式サイト
※新型コロナウイルスやその他諸状況により、掲載内容が変更となっている場合があります。会場・主催者までお問い合わせいただくか、公式サイト等で最新情報をご確認ください。
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