リヒテンシュタイン王子、欧州最大級のクマを射殺か ルーマニア当局が捜査

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2019年の資料に掲載された欧州最大級のヒグマ「アルテュール」の画像/Agent Green via AP

2019年の資料に掲載された欧州最大級のヒグマ「アルテュール」の画像/Agent Green via AP

(CNN) リヒテンシュタインの王子に欧州最大級のヒグマを射殺した疑いが浮上し、ルーマニア当局が捜査に乗り出している。

エマヌエル王子はリヒテンシュタイン公ハンス・アダム2世のおいで、現在32歳。3月の狩猟中に17歳のヒグマ「アルテュール」を射殺した疑いが持たれている。

CNN提携局アンテナ3によると、検察は6日、無許可でクマを殺した疑い、および狩猟参加者の一部が武器の許可を有していなかった疑いで捜査に着手した。

環境保護団体エージェント・グリーンによると、王子は環境省から、トランシルバニア州コバスナ郡で農家を襲撃した若い雌のクマを射殺する許可を得ていた。だが、この雌ではなく、保護区に暮らすアルテュールを銃で撃ったという。

エージェント・グリーンのガブリエル・パウン代表は公式サイトに掲載した声明で、どうすれば村から鶏を盗んでいた若いクマと、森の奥に住む最大級の雄グマを間違えるのか理解できないと述べた。

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