トランプ氏、新型コロナとインフルのワクチン接種受ける 今年2回目の健康診断で

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トランプ米大統領が今年2回目の健康診断で新型コロナワクチンの接種を受けたという/Kevin Lamarque/Reuters

トランプ米大統領が今年2回目の健康診断で新型コロナワクチンの接種を受けたという/Kevin Lamarque/Reuters

(CNN) 米国のトランプ大統領は10日、ウォルター・リード医療センターを訪問し、新型コロナウイルスワクチンの追加接種とインフルエンザの予防接種を受けた。ホワイトハウスが公開したメモの中で、主治医が明らかにした。

トランプ氏の主治医、ショーン・バーバベラ博士は、「今後の海外出張に備えて、トランプ大統領は予防的な健康診断と予防接種を受けた。そこには毎年のインフルエンザ予防接種と最新の新型コロナウイルスワクチンの追加接種が含まれる」と記している。

トランプ政権所管の米疾病対策センター(CDC) は新型コロナワクチン接種を幅広く推奨していたが、ここへ来て方針を転換している。現在接種を希望する人は医療提供者に相談する必要があり、このプロセスは「共同臨床意思決定」として知られる。ただし、必ずしも処方箋(せん)が必要になるわけではない。

バーバベラ氏はまた、トランプ氏の「心臓年齢」について、心電図による検証の結果から実年齢の79歳より14歳若いことが分かったと記した。

バーバベラ氏によれば、トランプ氏の健康状態はこれまで通り全体的に良好。日々のスケジュールは過密だが、それらを制約なくこなし続けていると述べた。

トランプ氏がウォルター・リード医療センターを訪れたのは今年2度目。4月にも健康診断を受けており、主治医はこれを「年次の」検査と説明していた。

今回の訪問についてトランプ氏は記者団に対し、「半年に1度」の定期健診だと強調していた。

トランプ氏は米国史上最も高齢の大統領の一人であり、右手によく現れるあざが臆測を呼んだこともある。ホワイトハウスの医師はこのあざについて「頻繁な握手」と、あざを悪化させるアスピリンの服用によるものだと説明している。

ホワイトハウスは今夏、トランプ大統領が慢性静脈不全と診断されたことを明らかにした。この症状は高齢者に多く管理もしやすい。しかし足の腫れの写真が出回ったことで健康不安説が飛び交った。

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