総合案内 > 健康福祉・子育て教育 > 歴史・文化 > 文化財 > 横須賀市内の指定重要文化財等 > 横須賀市指定重要無形文化財・重要民俗文化財・史跡・天然記念物 > 伝佐原義連廟所(でんさはらよしつらびょうしょ)
更新日:2010年11月1日
ページID:3491
ここから本文です。
指定年月日:昭和48年(1973年)1月10日
伝佐原義連廟所は佐原義連の墓と伝えられる五輪塔とこれをとり囲む塀内の地域である。
墓は鎌倉期の形式を持つ五輪塔で凝灰岩製(総高174cm)で、基礎及び台石は後補である。
新編相模国風土記稿(江戸時代の地誌)によると、「佐原十郎義連墓は観音堂の側にあり、五輪塔なり。高さ七尺、左右に五輪塔六基相竝ぶ。」とある。
佐原義連は鎌倉時代初期の武将三浦義明の子で佐原に住んでいたといわれ、治承4年(1180年)以来、源頼朝に近侍し、文治5年(1189年)奥州遠征にも従う。
建久3年(1192年)頼朝上洛に従い左衛門尉に任ぜられる。
生没年代は不詳。亨和年間(1801年~1803年)に三浦志摩守らによって修築された瓦土塀は、近年傷みがひどく、昭和59年(1984年)に現在の塀に建て替えられた。
お問い合わせ
より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください