ゴジフェス2025に“バーニングミレニアムゴジラ”来襲!新規特撮は「フェス・ゴジラII 新宿炎上」

11月3日に東京ドームシティで開催される「ゴジラ・フェス 2025」のメインビジュアル第2弾が8日に発表され、新形態“バーニングミレニアムゴジラ”の姿が公開された。さらに、恒例の新作短編特撮のタイトルは「フェス・ゴジラII 新宿炎上」に決定。新宿を舞台に大暴れするバーニングミレニアムゴジラの雄姿が描かれる。
【動画】「フェス・ゴジラII 新宿炎上」ショートメイキング映像
第2弾ビジュアルには、『ゴジラ2000 ミレニアム』(1999)に登場した通称“ミレゴジ”が、バーニング状態で登場。『ゴジラVSデストロイア』(1995)の“バーニングゴジラ”を思わせる、赤く燃えた仕様の姿はインパクト抜群だ。
そして、昨年の「ゴジラ・フェス 2024」にてフィナーレを迎えたかにみえた新作短編特撮は、今年から「フェス・ゴジラII」として再始動。第1弾「新宿炎上」では、過去の「フェス・ゴジラ」作品を手掛けてきた中川和博監督がメガホンを取り、特撮好きで知られる鈴木福の出演が決定。“バーニングミレニアムゴジラ”の活躍に加え、特撮の新たな表現、ワンカット構成にも挑んだ意欲作になるという。
さらに、フェス当日の会場では、撮影の裏側に迫ったショートメイキングシリーズ(全5本)を上映予定。その一部がYouTubeで公開された。出演するのは、お笑いコンビの春とヒコーキ(ぐんぴぃ、土岡哲朗)。ゴジラ好きを自負する2人が、作品のキーワードを巡って撮影現場に潜入する。

トークショーには、30周年を迎えた『ゴジラVSデストロイア』プロデューサーの富山省吾氏、監督の大河原孝夫氏、デストロイアの造型を担った若狭新一氏が登壇。「ゴジラ死す」という鮮烈なキャッチコピーとともに、いまもゴジラファンに愛され続けている本作への思いを語る。
また、スマホゲーム「ゴジラバトルライン」生配信番組「ゴジバトサミット出張版」では、SPゲストとして『ゴジラVS メカゴジラ』(1993)で青木一馬を演じた高嶋政宏(高=はしごだか)と、『ゴジラ×メカゴジラ』(2002)で家城茜を演じた釈由美子が登壇し、メカゴジラにまつわるトークコーナーが予定されている。
毎回恒例のスーツグリーティングも、プリズムホールに場所を移して今年も開催。今回は初代ゴジラとミレニアムゴジラ、ガイガン、ちびゴジラが登場する。(編集部・入倉功一)
「フェス・ゴジラII 新宿炎上」中川和博監督コメント
今年もフェス・ゴジラを。
そんな話を桜の季節に頂きました。
完結したと思っていたので、さぁ困った。
だが、振り返ってみると自分は「フェス・ゴジラらしさ」に囚われ
ていなかっただろうか。
もう一度撮れるなら新たなチャレンジをしてみたい。
ひとつは実在の街を舞台にすること。
もうひとつはワンカットで構成すること。
ミレニアムゴジラを新たに主役に迎えた、新生フェス・ゴジラ。
どうぞお楽しみに!
春とヒコーキコメント
<ぐんぴぃ>
ゴジフェス特撮の裏側をリポートさせていただいておりますが、正直舐めておりました! 熱い、怖い! 目の前に炎が!
熟練の技術で精緻に造られた街のセットが、もう惚れ惚れするぐらい芸術的で。でも「3,2,1」の掛け声のあとに一瞬で跡形もなく消し飛ぶ。なんか勿体無いなって思っちゃったんですけど。製作スタッフの方が「でもこれ(大爆発)が見たくて造ってるから」と事もなげに笑っていて、凄みを感じました。現場一同が驚愕するサプライズも!? 乞うご期待ください!
<土岡哲朗>
小学生の頃に映画館でゴジハムくん人形をもらっていた者です! 今回、特撮のスタジオを見学させていただきました。撮影の裏側を見ちゃったら魔法が解けそうなもんですが、むしろ魔法の実態がとんでもなくて驚きっぱなし。技術と気合いが作り出すゴジラの進撃をご覧ください!