「べらぼう」北斎登場の“前振り”か 人物像巡る一言に期待爆上がり!

横浜流星主演の大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」(毎週日曜NHK総合よる8時~ほか)の5日放送・第38回では多くの視聴者が心待ちにしているであろう葛飾北斎登場の前振りと思われる場面が登場し、ネットは歓喜の声に沸いた。
第38回は「地本問屋仲間事之始」では、歌麿(染谷将太)の妻きよ(藤間爽子)が梅毒に冒され悲痛な展開に。一方、蔦重(横浜)は政演(古川雄大)と険悪になっていたが、鶴屋(風間俊介)の計らいにより話し合いの場が設けられることに。そんななか、定信(井上祐貴)は“黄表紙や浮世絵など出さなければいい”と出版統制を開始する……。
泣き面に蜂の蔦重は、きよの看病につきっきりで仕事どころではない歌麿の穴を埋めるため、北尾重政(橋本淳)と北尾政美(高島豪志)に「富本本を頼めそうな若い奴」がいないかと相談。すると政美が「春朗さんとかいかがです? (勝川)春章先生(前野朋哉)のとこの」と提案。それを聞いた重政は「あいつな~」とけらけら笑い出し、蔦重は興味津々。
どんな絵師なのかと尋ねる蔦重に、重政は「唐絵や蘭画にも手ぇ出したり揉め事ばっか起こしてんだけど、まあ何すっか先が読めねえ奴」だと答える。「春章先生も喜ぶと思うぜ、蔦重の富本本は縁起いいから」「あれやると売れるじゃない。政演も歌もみんなそっからだろ」と乗り気に。
春朗という若かりし北斎の名の登場に、すかさず「おお、この絵師は!?」「もしかして」「くるぞ、葛飾北斎!」「北斎きたー!」「いよいよ春朗の名が」「おおおついに!」と歓喜の声が上がった。
春朗を、お笑いコンビ・野性爆弾のくっきー!が演じることが先ごろ発表された。何回から登場するのかは発表されていないが、くっきー!自身も画家として活躍し国内外で高い評価を受けていることから期待が寄せられている。(石川友里恵)