V9の『劇場版「鬼滅の刃」無限城編 第一章 猗窩座再来』、『千と千尋』超えで興収歴代2位に!新作は邦画3本
映画週末興行成績

9月12日から9月14日までの週末映画動員ランキングが9月16日に興行通信社より発表され、『劇場版「鬼滅の刃」無限城編 第一章 猗窩座再来』がダントツの強さを見せつけ9週連続の1位となった。週末3日間で動員52万3,000人、興収8億3,000万円をあげ、9月15日(月・祝)までの累計成績は、動員2,304万人、興収330億円を突破。国内における歴代興収ランキングでは、ついに『千と千尋の神隠し』(2001/316.8億円)を抜き、『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』に続く第2位にランクインした。
【画像】『劇場版「鬼滅の刃」無限城編 第一章 猗窩座再来』場面写真10点
初登場で2位となったのは、福山雅治主演で東野圭吾氏のミステリー小説を実写化した『ブラック・ショーマン』。福山演じる卓越したマジックの技と人間観察力を誇る元手品師・神尾武史が、姪であり、実父を何者かに殺された神尾真世(有村架純)とバディを組み、殺人事件の真相究明に挑む。週末3日間で動員39万6,000人、興収5億5,600万円をあげ、祝日を含む公開4日間の成績は、動員53万人、興収7億円を超えている。3位は先週からワンランクダウンとなった二宮和也主演の『8番出口』。週末3日間で動員36万8,000人、興収5億4,000万円を記録し、累計成績は動員226万人、興収31億円を突破した。
そのほか新作では、4位にテレビアニメ「キミとアイドルプリキュア♪」の劇場版『映画キミとアイドルプリキュア♪ お待たせ!キミに届けるキラッキライブ!』がランクインし、6位には、19世紀のウィーンで起きた音楽史上最大のスキャンダルを、主演・山田裕貴&脚本・バカリズムで映画化した『ベートーヴェン捏造』が入る結果となった。
今週末は、藤本タツキ氏の人気コミックを原作とするアニメの劇場版『チェンソーマン レゼ篇』や、妻夫木聡、窪田正孝、広瀬すず、永山瑛太が共演するサスペンス・ヒューマンドラマ『宝島』、ベニチオ・デル・トロが主演しウェス・アンダーソンが監督を務める『ザ・ザ・コルダのフェニキア計画』などが公開される。(加賀美光希)
2025年9月12日~9月14日の全国映画動員ランキングトップ10
1(1)『劇場版「鬼滅の刃」無限城編 第一章 猗窩座再来』
2(NEW)『ブラック・ショーマン』
3(2)『8番出口』
4(NEW)『映画キミとアイドルプリキュア♪ お待たせ!キミに届けるキラッキライブ!』
5(3)『国宝』
6(NEW)『ベートーヴェン捏造』
7(5)『劇場版TOKYO MER~走る緊急救命室~南海ミッション』
8(4)『カラダ探し THE LAST NIGHT』
9(7)『ジュラシック・ワールド/復活の大地』
10(6)『ヒックとドラゴン』
※()内は先週の順位/興行通信社調べ