浜松市、インターナショナルスクール誘致へ　開校すれば市内初

　浜松市は、インターナショナルスクールの誘致に向けて、運営事業者を本年度内に公募する方針を明らかにした。候補地は市所有施設の中から選定する。開校すれば市内では初めて。９日の市議会定例会の一般質問で、中野祐介市長が井田博康議員（自民党浜松）の質問に答えた。

　市には、専門的な技術や知識を生かして日本の企業で働く外国人が多く住む。その扶養家族も年々増えていて、今年１１月時点ではベトナムやインド、中国などから１２５２人と、３年前と比べて倍増している。外国籍の児童生徒は現状では、日本人と同様に一般の小中学校で学ぶか、母国の通信教育を受けるなどしている。

　インターナショナルスクールは、外国籍の児童生徒のた...