アマゾンエコープラス
Amazon
- 11月4日土曜日(現地時間)の深夜、ドイツ・ハンブルクでAmazon Echoが勝手にパーティーを始めた。オーナーは不在で、エコーを起動させてはいなかった。
- 大音量で近所の人たちは起こされ、警察を呼んだ。警察は到着するとドアの錠前を壊して室内に入り、Amazon Echoの電源を切った。
- 警察はドアに新しい錠前を付けて帰った。部屋の住人は、帰ってきて鍵が使えなくなっていたことで、初めて事件を知った。
Amazon Echoは生活のさまざまな場面で役に経つ。だがあるドイツ人オーナーは最近、いつもそうとは限らないと知った。
オリバー・ハベストロフ(Oliver Haberstroh)氏が土曜の朝、ハンブルク近くのアパートに帰ってくると、鍵がドアの錠前と合わなくなっていた。
同氏が帰宅する数時間前、深夜の午前1時50分に、ハベストロフ氏の部屋のEchoは大音量で音楽を流し始めた。
近所の人たちは大音量に起こされ、同氏の部屋に向かって壁や床を叩いたり、大声を上げたりした。だが、部屋には誰もいなかった。
住人は警察を呼んだ。警察はドアの錠前を壊して部屋に入り、音量が最大限になっていたEchoを発見。
警察は電源を抜き、新しい錠前を付けて引き上げた。
ハベストロフ氏は警察で新しい鍵を受け取った。高額な鍵屋の請求書と一緒に。
11月5日、アマゾンドイツのフェイスブックページでハベストロフ氏は、Amazon Echoをリモートで起動させていないと述べた。
「私は本当にアマゾンのサービスとEchoを楽しんでいた」とハベストロフ氏。
「だが、金曜の深夜以来、Echoと私の関係は180度変わった。“複雑な問題だ”...もう別れよう、そんな感じ」
現在までにこの投稿は5万以上の「いいね」とコメントを集めている。
アマゾンのカスタマーサービス・スタッフがハベストロフ氏に語った1つの可能性は、Amazon Echoが外のノイズに反応したのではないかというもの。だが、同氏の部屋は6階にあり、窓は閉まっていたと同氏は述べた。
ハベストロフ氏は冗談半分にEchoに今回かかった費用を弁償してくれるのかと聞いた。Echoは答えた。
「私には分かりません」
(翻訳/編集:増田隆幸)