(書評)『インディオの聖像』 立花隆〈文〉 佐々木芳郎〈写真〉

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 ■未刊行の「中南米バロック」探究

 昨年4月に亡くなった立花隆氏は36年前、本書の共著者である写真家の佐々木芳郎氏とともに南米を旅した。当時、立花氏は46歳、佐々木氏は27歳。二人が旅のテーマとしたのは、17世紀の中南米でイエズス会が建設し、わずか150年の間に消滅した「伝道村」だった。本書は一部…

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