新型コロナ起源、米CIAが見解転換 「中国の研究所から流出」説に

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ワシントン=合田禄
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 新型コロナウイルスの起源について、米中央情報局(CIA)は、中国の武漢ウイルス研究所から流出した説が動物を介して人に感染した説よりも有力だとする見解を出した。米メディアが報じた。トランプ大統領が指名した新たな長官が就任し、ウイルスの起源についての見方を転換させた。

 米メディアによると、CIAの広報担当者は25日、「CIAは入手可能な一連の報告に基づき、自然の起源(動物を介した説)よりも研究に関連した起源(流出説)の可能性が高いと評価する」とする声明を出した。ただ、「評価の確信度は低い」という。

 また、声明では「CIAは両説を妥当なものと引き続き評価している」とも加えた。

 ウイルスの起源をめぐっては…

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この記事を書いた人
合田禄
デジタル企画報道部
専門・関心分野
データ分析、自然科学、環境、医療
新型コロナウイルス

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