「つばさの党」代表、都知事選に立候補へ 選挙の自由妨害容疑で逮捕

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 4月の衆院補選をめぐって代表らが公職選挙法違反(選挙の自由妨害)容疑で逮捕された政治団体「つばさの党」が13日に記者会見し、20日告示の東京都知事選に団体代表が立候補することを明らかにした。

 立候補するのは黒川敦彦容疑者(45)。衆院東京15区補選の期間中に他陣営の演説を妨害した容疑で、5月17日に他のメンバー2人とともに逮捕され、その後起訴された。今月7日には、別陣営の選挙カーを約3キロ追跡したなどとして再逮捕された。

 会見には、団体代表代理の埼玉県朝霞市議が出席。補選での活動を正当化しつつ、都知事選では「補選のようなやり方ではやらない」と述べた。

 都選挙管理委員会によると、逮捕・起訴されていた場合でも、公民権を停止する判決が確定していなければ選挙には立候補できる。

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