フィンランド大統領選投開票、元首相と前外相が2月に決選投票へ

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藤原学思
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 北欧フィンランドで28日、任期満了に伴う大統領選の投開票があった。候補9人の得票率がいずれも50%を超えず、上位2人による決選投票が2月11日に実施されることが決まった。

 2012年3月から現職のニーニスト大統領の後任候補として決選投票に進むのは、08~11年に外相、14~15年に首相だったアレクサンデル・ストゥブ氏(55)と、19~23年に外相だったペッカ・ハービスト氏(65)。得票率はストゥブ氏が27・2%、ハービスト氏は25・8%となった。

 フィンランド司法省によると、約450万人の有権者の投票率は71・5%。開票は28日午後8時(日本時間29日午前3時)に始まったが、国内有権者の44・6%が期日前に投票を済ませていたこともあり、2時間ほどで大勢が決した。

 フィンランド大統領は、政府…

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この記事を書いた人
藤原学思
ロンドン支局長
専門・関心分野
ウクライナ情勢、英国政治、偽情報、陰謀論