埼玉県営プールでの水着撮影会、暫定ルールを発表 NGポーズも例示

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山田暢史
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 埼玉県営3公園のプールを使った「水着撮影会」について、県公園緑地協会は19日、9~10月に予定されている撮影会向けの暫定的なルールを作ったと発表した。従来は1公園にしかルールがなかった。正式なルールは専門家らの意見を聞いたうえで、来年2月までに決めるという。

 同協会は3公園の指定管理者。今年6月、ルールに沿わない過激なポーズでの撮影があったとして、「しらこばと水上公園」と「川越水上公園」で開催予定だった6事業者に中止を要請したうえ、今後は水着撮影会は許可しないと決めた。

 しかし、このルールはしらこばと水上公園にしかなく、違反したのは2事業者だけだった。大野元裕知事は4事業者への要請撤回を指導。協会は統一ルールを検討することになった。

 ただ、ルールづくりには時間がかかる。夏のプール営業を終えた9月から10月にかけて開催したいという事業者向けに、「水着撮影会開催許可条件」を作ることにした。しらこばと水上公園で運用していたルールをもとに、弁護士の助言を受けて考えたという。

「NG」とされる水着やポーズもイラストで例示

 この条件では、しらこばと水上公園で運用していたルールと同じく「過激とみなされるポーズ」や「マイクロビキニに分類される水着」などを禁止。別紙に、「NG」とされる例をイラストにまとめた。

 一方、新たに盛り込んだ項目…

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この記事を書いた人
山田暢史
東京社会部|メディア担当
専門・関心分野
農林水産業、食、武道、災害