2度の震度7「KIOKU」伝える 熊本地震の震災ミュージアム完成

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大貫聡子
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 観測史上初めて2度の震度7を記録した熊本地震の経験や教訓を後世に伝えよう――。熊本県南阿蘇村の「旧東海大阿蘇キャンパス」敷地内で整備を進めていた熊本地震震災ミュージアム「KIOKU(きおく)」が14日、完成した。15日にオープンする。

 施設には2016年4月16日午前1時25分の本震で壊れ、時が止まったままの時計や地滑りで土砂の下敷きになりつぶれた車、崩落した旧阿蘇大橋の標識などを展示し、地震のすさまじい威力を生々しく伝える。

 さらに当時の映像やジオラマなどで、被害の実情や地震発生のメカニズムを学ぶこともできる。

 敷地内では地震で大きく損壊…

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この記事を書いた人
大貫聡子
くらし報道部
専門・関心分野
ジェンダーと司法、韓国、マイノリティー