参院法務委員会で6日にあった法案の採決で、立憲民主党が反対方針を決めていたのに、同党会派の委員3人が誤って賛成する一幕があった。採決は有権者の重い一票を託された国会議員の重要な仕事。他党からは「緊張感が欠けている」との批判が出ている。
6日の法務委では、裁判所の判事補や職員の定員を削減する法改正案の審議が終わり、挙手による採決があった。立憲は反対する方針を決めていたが、牧山弘恵氏、石川大我氏、共同会派を組む社民党党首の福島瑞穂氏が手を挙げて賛成した。法務委の立憲会派の所属議員はこの3人だけで、立憲として賛成したことになった。
7日の本会議の採決では立憲…