日ハム新球場の駅計画、資材高騰で見直し JR北海道

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堀篭俊材
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 北海道日本ハムファイターズの新球場「エスコンフィールド北海道」(北広島市)に近接する新駅について、JR北海道の綿貫泰之社長は15日の会見で、計画を見直す方針を明らかにした。円安などによる資材価格の高騰で事業費が膨らみ、コスト圧縮に向けて再調査に乗り出すためだ。

 新駅は、JR千歳線の北広島駅から札幌寄りの約1・5キロ付近で、新球場の東側に建設が予定されている。市が建設費を負担する請願駅で、調査費も市が負担する。

 JR北は当初、同規模の駅を想定して事業費を80億~90億円と見込んでいたが、資材高騰や人件費の上昇などで115億~125億円に増える見通しになったという。

 事業費の増額について、JR北は2月に北広島市に報告し、市から再調査の依頼を受けた。新駅の計画見直しについては北広島市と合意したうえで、再調査に乗り出す方針だ。

 綿貫社長は15日の会見で「…

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