ジェンダーレス水着、あの頃にあれば 体形、日焼け、尽きない悩み

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石田貴子
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 性別でデザインを分けず、性差が目立ちにくい「ジェンダーレス水着」という選択肢が生まれています。

 ジェンダーレス水着、どう思う?子どもの頃の水着の思い出は? 「#ニュース4U」で募ったところ、主に女性から、従来のスクール水着で嫌な思いをしたという意見が多数寄せられました。

「水着が恥ずかしい」見学続出

 神奈川県の無職女性(62)は、「中学生の頃、水泳の授業の時にはプールサイドが半分、見学する制服姿の女子生徒で埋まっていた」と振り返る。男子生徒の前で水着になるのが恥ずかしかったが、うそをつけなかった女性は、扇風機の前に半日座り、軽い風邪を引いて授業を見学していたという。

 「鼻水が出てきてやったと思った。今思えばバカみたいですが、あの頃にジェンダーレス水着があったらどんなに良かったか」

 他にも、「胸の形がはっきりわかって嫌だった」「男子が誰の胸が大きいかと品定めをしており不快きわまりなかった」という投稿が相次いだ。

 女性として生まれ、Xジェンダー(無性)を自認している17歳からは、「自分自身性別のことで悩んでいるのもあり、どんな水着がいいのか模索中。ジェンダーレス水着があれば、気軽にそれを選べるのでうれしい」とコメントが寄せられた。今は水着の上にラッシュガードを着ているという。

 「どの性別の人が、従来の水着またはジェンダーレス水着のどちらを選んでも、おかしいと思われたり馬鹿にされたり笑われたりしない社会になると良いと思います」

 男女問わず、日焼けも切実な問題だ。

 神奈川県の会社員女性(53)は、「長男が小学生の頃、水泳の授業で真っ赤に日焼けをして帰ってきた。なぜ男子は上に何も着せてもらえないのだろう」と話す。「昔は日焼けは精悍(せいかん)なイメージだったのかもしれないが、今は日差しも強くもはやそんな時代ではない」

カメラを手にした男性が……

 東京都の会社員女性(37)…

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この記事を書いた人
石田貴子
阪神支局
専門・関心分野
子育て、教育、働き方、平和
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