引退した人気車両AN8900形が模型に 秋田内陸縦貫鉄道

隈部康弘
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 秋田内陸縦貫鉄道(本社・北秋田市)の秋田内陸線(鷹巣―角館)で、かつて急行「もりよし」の車両として活躍し、老朽化により引退したAN8900形車両の模型(トミーテック社製)が18日、発売された。

 AN8900形は1989年4月、秋田内陸線の全線開業に合わせて5両投入された。大きな窓、ゆとりあるサロン席を備えた観光向けで、2012年まで急行で定期運用されて人気を集めた。車両の片側に運転台があるタイプの車両が順次引退し、残っていた1両が今月12日、最後の運行を終え、模型に姿を変えた。

 Nゲージサイズ(縮尺150分の1、レール間隔9ミリ)で、車体には投入時のまま白地に紫とオレンジのラインが走る。2両セットになっており、価格3960円(税込み)。秋田内陸線のオンラインショップや阿仁合駅といった主要駅などで販売される。

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