県と市が独自の緊急事態宣言 感染者急増の山形
山形県の吉村美栄子知事と山形市の佐藤孝弘市長は22日、記者会見を開き、共同で独自の緊急事態宣言を出し、市全域で不要不急の外出や移動を自粛するよう求めた。
山形県では、21日に1日あたりの感染者が過去最多の31人に上り、22日も20日と並んで過去3番目に多い21人の感染が確認されるなど新規感染者が急増している。
県内では、3月上旬には新規感染者が1週間連続ゼロとなり、入院者は6人まで減少。県は独自の「注意・警戒レベル」を3カ月ぶりにレベル3(警戒)に引き下げたばかりだった。
しかし、直近1週間の県内の感染者は計110人と急増。特に山形市では、飲食店や介護施設、男子プロバスケットボールB2東地区の地元チーム「パスラボ山形ワイヴァンズ」でクラスター(感染者集団)が相次いで確認され、感染者が計76人と突出している。
新型コロナウイルス最新情報
最新ニュースや感染状況、地域別ニュース、予防方法などの生活情報はこちらから。[もっと見る]