熊本)仮設住宅にいても、出ても 益城に被災者つなぐ場

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田中久稔
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 熊本地震から4年近く。仮住まいが続く人も、仮設住宅を出た人も、集える場所が熊本県益城町にある。週1回、思い思いに時を過ごす。被災経験をした者同士、気の置けない付き合いがある。

 町中心部の木山交差点近くに、地震直後から被災者支援を続けるNPO法人、九州キリスト災害支援センターの熊本ベース(拠点事務所)がある。金曜の昼、女性たちが集まった。毎週恒例の「きなっせカフェ」の日だ。

 手芸や折り紙などを楽しみ、持ち寄った菓子や手作りパンでお茶会。昼の弁当も一緒に囲み、おしゃべりが途切れることがない。「何よりの楽しみ」と誰もが口をそろえる。

 センターは熊本地震直後の2…

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この記事を書いた人
田中久稔
西部報道センター|遠賀・中間・京築・水俣担当
専門・関心分野
水俣病、公害、自然災害、貧困、差別、軍事