桜を見る会「夕食会は公選法違反」 弁護士が刑事告発へ

[PR]

 「桜を見る会」の前日にあった安倍晋三首相の後援会が主催する夕食会をめぐり、弁護士グループが3月にも、公職選挙法政治資金規正法の違反容疑で東京地検刑事告発する方針を表明した。

 弁護士有志が13日、国会内で「『桜を見る会』を追及する法律家の会」を結成。呼びかけ人の泉沢章・弁護士によると、高級ホテルでの会合費用を会費5千円では賄い切れず、後援会が穴埋めしていれば公職選挙法で禁じる有権者への寄付にあたる▽夕食会の収支が政治資金収支報告書に記載されず政治資金規正法違反になる――などの容疑で告発する考え。100人を超える弁護士や学者らが、告発に賛同しているという。

有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。

※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません