ロシア軍、昨年43万人近く死傷 「23年より大幅増」と英国防省
2025年01月08日 09時25分
【キーウ共同】英国防省は7日、ウクライナ侵攻を続けるロシア軍の兵士の死傷者は2024年に合計で42万9660人を記録し、23年の25万2940人から大幅に増加したと発表した。ウクライナ軍参謀本部の報告に基づくとしている。22年の侵攻開始以降、ロシア軍の死傷者は79万人を超えたとみられるとした。
英国防省によると、ロシア軍の1日当たりの死傷者の平均も増加傾向にあり、24年12月は1570人になった。侵攻後で最多になったとみられる。
24年12月19日には、1日で2200人の死傷者を記録したという。ロシア軍は多数の歩兵を前線に投入する人海戦術を展開している。