Skip to main content
Brian Barrett head shot - WIRED.jp

Brian Barrett

SECがイーロン・マスクを提訴。このタイミングの意味とは

証券取引委員会(SEC)は1月14日、次期トランプ政権の最大の支援者イーロン・マスクを提訴した。トランプの2度目の政権発足を目前に控えた動きだ。

「マノスフィア」の勝利──トランプを大統領にしたインフルエンサーたち

ドナルド・トランプの勝因はさまざまだが、少なくともその一部は「マノスフィア」のおかげと言える。マノスフィアとは、若い世代を中心とし、全員が男性という特徴を持つインフルエンサーの緩やかな集合体だ。彼らは細分化が進むオンライン社会における、単一的文化の担い手だ。

「Twitter」の名称が完全に消えた日

旧TwitterのURLが「x.com」へと移行し、その名称が姿を消した。ドメインが完全に変更され、Xへの激動の移行期間は終わりを迎えたことになる。

OpenAIが示した「GPT-4o」の進化と、映画『her/世界でひとつの彼女』との共通項

OpenAIのAIモデル「GPT-4o」によるChatGPTの進化は、まるでSF映画『her/世界でひとつの彼女』を思わせるものだった。人類がどのような未来に向かっているのかわたしたち全員が認識を共有する意味でも、この映画は改めて観るべき価値がある。

テスラが「サイバートラック」をリコール、あまりに危険な不具合の中身

テスラが電動ピックアップトラック「Cybertruck(サイバートラック)」について約4,000台のリコールを発表した。アクセルペダルの不具合で車両が加速してしまう危険性があるといい、逆風に晒されているテスラにとって新たな“黒星”となっている。

アップルは「イノベーションを阻害している」:米司法省がiPhoneをめぐり“独禁法違反”で提訴した理由

米司法省などがアップルを独占禁止法(反トラスト法)違反の疑いで3月21日(米国時間)に提訴した。市場におけるiPhoneの支配的地位を利用して競争やイノベーションを阻害している、というのが主な主張だ。

キャサリン妃の写真加工を巡る混乱、AI時代ならではの過剰反応も

英王室が公開したキャサリン妃の写真が加工されているとして、厳格なガイドラインをもつ通信社各社が配信を取り下げる事態となった。その後、皇太子妃が加工を認めて謝罪する結果となったが、AIによる画像生成が話題になるなかで、憶測が過剰に膨らんでしまったようだ。

Facebookの“TikTok化”が加速、新設される「フィード」はアルゴリズムからの解放につながるか

Facebookアプリの表示が、TikTok風の「ホーム」タブと最新の投稿を表示する「フィード」タブに分割される。ホームはアルゴリズムに基づくおすすめの動画などを表示するが、フィードのほうはアルゴリズムからの“解放”につながるかもしれない。

Facebookからアルゴリズムを排除したら、“世界”はどう見えてくる? 投稿を「最新順」の時系列表示に変えてわかったこと

フェイスブック元社員の内部告発により、安全より利益を優先するアルゴリズムの問題が注目されているFacebook。実はニュースフィードからアルゴリズムによる操作を排除し、「最新投稿順の表示」に変更することが可能だ。そんな“健全”なニュースフィードを試してみると、世界はいったいどのように見えてくるのか?

「Log4j」の脆弱性によるセキュリティ危機には、さらに深刻な“第2波”がやってくる

オープンソースのログ出力ライブラリー「Log4j」の脆弱性がもたらすセキュリティ危機が、世界的な脅威として認識されるようになってきた。しかし、これはまだ始まりにすぎない。さらに洗練された攻撃につながる動きが観測されており、脆弱性がランサムウェア攻撃やスパイ活動といった高度なハッキングに悪用される「第2波」が訪れる可能性が高まっている。

アップルがついに「修理する権利」を受け入れたことの意味

ユーザーや修理業者による製品の修理を拒む姿勢を示してきたアップルが、修理マニュアルの提供や交換用部品の販売を含む「Self Service Repair(セルフ・サーヴィス・リペア)」のプログラムを米国から開始すると発表した。政府から圧力も受けたことによるアップルの大きな方針転換は、「修理する権利」にとっての追い風になるか。

ドローンによる「重要インフラへの攻撃」という脅威が、いまや現実になり始めた

米国の変電所で、ドローンによる“攻撃未遂”が発生していたことが明らかになった。ドローンから垂らした導線で送電線をショートさせる目的だった可能性が高く、ドローンによる攻撃の脅威が現実になりつつあることを改めて浮き彫りにしている。

Facebookを“退会”したい? データを保存してアカウントを「完全に」削除する方法

個人データの不正利用のみならず、安全より利益を優先していたことが内部告発で露呈するなど問題が噴出しているFacebook。いまが退会の好機と考えるなら、データとアカウントを完全に削除してしまうといい。その手順を詳しく説明しよう。

ハッカーたちは連休がお好き? ランサムウェア攻撃のタイミングに「祝日」が多い理由

企業や組織などのシステムを停止させてデータを暗号化し、解除のための“身代金”を要求するランサムウェア攻撃。ハッカー集団に狙われやすいタイミングは、実は多くの人が仕事を休んでいる週末や連休、そして長期休暇の時期だ。

アップルが「児童への性的虐待」の画像検出を“延期”したことの意味

アップルが「iCloud」に保存された児童の性的虐待画像(児童ポルノ画像)を検知できる機能の導入を延期すると発表した。多くの批判や反発を受けての今回の決定についてプライヴァシー保護の活動家やセキュリティ研究者らは、慎重な姿勢を保ちながらも楽観的に捉えている。

アップルのAirTagと“合体”すれば、「リモコンがなくならない世界」がやってくる

部屋のどこかに隠れてしまいがちなストリーミング端末のリモコン。なくなっても簡単に見つけられるようにするために、アップルの紛失防止タグ「AirTag」とリモコンケースを“合体”させてはどうだろう──。そんなコンセプトのリモコンケースが次々に登場している。

深刻度を増すランサムウェア攻撃、今度はITサーヴィス企業の顧客もまとめて標的に

企業のシステムを標的に“身代金”を要求するランサムウェア攻撃が、さらに悪質な手法へと進化した。企業向けにITサーヴィスを提供するマネージド・サーヴィス・プロヴァイダー(MSP)を狙うことで、その顧客のデータすべてを一気に暗号化したというのだ。被害は少なくとも数百社に及び、極めて深刻な影響が広がる可能性がある。

独房で生涯を終えたジョン・マカフィーと、その数奇な人生

コンピューターウイルス対策ソフトの世界を切り開いたマカフィーの創業者として知られるジョン・マカフィーが、収監されていたスペインの刑務所の独房で死亡した。自ら起業した会社を去ったあとは殺人事件の重要参考人として追われる身となったマカフィーは、脱税容疑での逮捕から仮想通貨の詐欺での起訴にいたるまで、その生きざまはあらゆる点において特異で数奇なものだった。

「知られざる企業」で起きたシステム障害は、こうして世界中でネットワークを“停止”させた

AmazonやSpotifyをはじめとする世界中のインターネットサーヴィスが一時的に停止するシステム障害が、2021年6月8日に発生した。原因となったのがコンテンツ配信ネットワーク(CDN)プロヴァイダーのFastlyで発生したシステム障害である。あまり一般にはなじみのない企業で起きた問題は、なぜ世界中の大規模サーヴィスにまで影響したのか。

ハッカー集団が“偽の映画配信サイト”を構築、そこまで手間をかけてユーザーを誘い込む動機

ハッカーがユーザーのコンピューターにマルウェアを仕掛ける手法として、一般的にはメールを用いたフィッシング詐欺が知られている。ところが、このほどあるハッカー集団が“偽のストリーミングサーヴィス”のサイトを構築し、ユーザーを誘い込んでいたことが明らかになった。そこにはいかにも本物らしい映画のラインナップが並んでいたという。いったいなぜ、ここまで手の込んだことを始めたのか。