Culture

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「批評」という消えゆく伝統文化を擁護する
『The New York Times』は芸術批評をジャーナリズムの遺物とみなした。だが批評とは本来、芸術の真実を守り、未来へと導く力をもつものだ。

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死してなおアメリカの変貌を加速させる〈殉教者〉──「アメリカン・ドッペルゲンガー」by 池田純一#5
9月10日に発生したチャーリー・カーク殺害事件。同事件を「右派版“ジョージ・フロイド事件”」に祭り上げんと画策する動きをはじめ、この1か月間で左派追撃の流れは大きな動きを見せた。その動向から、何を読み解けるのだろうか。

WWL
ストーンアイランドが新プロジェクト「DENIM RESEARCH」でデニムを再定義:WWL#032
『WIRED』日本版がキャッチした、ファイブ(またはシックス)センスを刺激するグッドニュース。しばらくの休止期間を経て、ストーンアイランドがデニムコレクションを再始動。

アップルが新シリーズで提示した3つの選択肢:2025年9月に最も読まれた10本のストーリー
2025年9月に「WIRED.jp」で公開した記事のなかから、最も読まれた10本のストーリーを紹介する。

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「語る映画」から「変える映画」へ──サンダンス精神を継ぐ者たち|Social Innovation
俳優、映画監督、環境運動家──ロバート・レッドフォードの多彩な顔は広く知られている。だが、彼を真に革新的にしたのは、「社会起業家」として映画を社会変革の手段にしたことだ。

大ヒットドラマの終幕後に漂う、奇妙な〈静寂〉:『イカゲーム』シーズン3 池田純一レビュー
「Netflix史上最も視聴されたデビュー作」となる数字を叩き出した『イカゲーム』シーズン3。しかしその視聴数の割に、SNSをはじめとする世間の反応は静かだった。この乖離は何が原因だったのか。

WWL
ブルックリンに、日本人アーティストの壁画が登場:WWL #031
『WIRED』日本版がキャッチした、ファイブ(またはシックス)センスを刺激するグッドニュース。異文化が交錯するブルックリンに現れたのは、遊び心と記憶が弾む、13mのウォーターゲーム。


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“バズる”ことが懲罰化する時代──コールドプレイゲートを振り返る
人気バンド、コールドプレイのコンサートでスタジアムの巨大ディスプレイに映し出され、またたく間にSNSで拡散された、とあるCEOの情事から学べること。

Speculative Zone
人類の思考の均質化、AI時代の読書の意味、グーグルの悪夢──最も読まれたメンバーシップ限定記事ベスト5(September/2025)
『WIRED』日本版の好評サブスクリプション・サービス「WIRED SZ MEMBERSHIP」で毎月編集部がキュレーションする会員限定記事のなかから、先月最もメンバーたちに読まれた5本を紹介。

結局、サトシ・ナカモトは誰なのか──“謎”の核心に最も近づいた男ベンジャミン・ウォレスが語る
待望の邦訳版『サトシ・ナカモトはだれだ?: 世界を変えたビットコイン発明者の正体に迫る』の著者ベンジャミン・ウォレスが、本書の読みどころを語る。

WIRED Innovation Award
やがて、すべてが生命化する:池上高志(人工生命研究者)
世界は生命に満ちているが、その生命のことを、わたしたちはあまりにも知らない。しかし、人間が無理に捉えようとすると、むしろ生命の本質は指のすき間からこぼれ落ちる。人工生命の研究者・池上高志が語るのは、人と関係なく息づき、未来を示唆する世界のありようだ。「WIRED Innovation Award 2025」受賞者インタビュー。

WIRED Innovation Award
すべては「イメージをかたちにする」ためにある:山田智和(映像作家/映画監督)
数々のミュージックビデオを手がけた映像作家で、このほど監督として映画も手がけた山田智和。彼の心の奥底に変わらずあるものは、言葉にできない感情や衝動といった「イメージをかたちにしたい」という欲求だった。「WIRED Innovation Award 2025」受賞者インタビュー。

WIRED Innovation Award
物理の複雑性と規則性を味わい尽くす:中山晃子(画家)
液体と絵の具を用いて色彩と流動を生成するライブ・パフォーマンスで知られるアーティストの中山晃子。テクノロジーとアート、物理法則と身体表現を融合させながら“生きている絵”を生成していくさまは、さまざまな領域を横断するイノベーティブな創作にほかならない。「WIRED Innovation Award 2025」受賞者インタビュー。

いますぐ観たい! Netflixのおすすめ映画53選【2025年最新】
『KPOPガールズ! デーモン・ハンターズ』 から『ジョーズ』、『木曜殺人クラブ』など。いまNetflixで観るべき映画を紹介しよう。

「ヒューマンデザイン」とは何か? 従いすぎてパートナーと別れる人も
占星術や易経などを組み合わせた「ヒューマンデザイン」に注目が集まっている。人を性格カテゴリーに分類して自己理解のニーズに応える一方、極端すぎる実践にはカルト的傾向がみられるという声もある。


THE BIG INTERVIEW
「誰も傷つけない表現」なんてありえない──作家・川上未映子、「創作」を語る
文学とは、影とか夜のなかに属していてときどき光ってみせるものかもしれない──。そう語る川上未映子を創作へ駆り立てるものとは。

HACK
“概念の翻訳”をハックと捉える──「CREATIVE HACK AWARD 2024」グランプリ・高部達也が語る受賞後のこと
現在作品募集中の「CREATIVE HACK AWARD 2025」。 同アワードにおいて昨年グランプリを受賞した高部達也に、応募の動機や審査会での体験、そして“ハック”という概念の捉え方について、話を訊いた。

大阪・関西万博の奇祭、“電磁盆踊り”で和田永が弔ったもの
大阪・関西万博の公式プログラムとして開催された奇祭、電磁盆踊り。かつての技術の結晶たちを“弔い転生させる”ために出現した一夜限りの舞台は、いかにして生まれたのか。


パビリオンだけじゃない。大阪・関西万博で注目すべき9つの公共建築
大阪・関西万博で注目すべきはパビリオンだけではない。若手建築家を中心に設計された休憩所などの公共施設のうち、注目すべき9つの建築を紹介しよう。

万博で人気の「こみゃく」は、いかにして誕生したのか?
大阪・関西万博の会場で人気を博しているキャラクター「こみゃく」。万博のデザインシステムの要素のひとつにすぎないものが、なぜここまで愛され、拡散したのか。その制作プロセスと思想について、策定の中心人物のひとりであるクリエイティブディレクターの引地耕太が語った。

ミャクミャクの「かわいい」は、こうしてつくられた:生みの親・山下浩平が明かすデザインの裏側
大阪・関西万博の公式キャラクターである「ミャクミャク」。発表当初は批判的な意見もあったが、一転して高まった「かわいい」という声に生みの親は何を思うのか。その制作の裏側を、絵本作家でデザイナーの山下浩平が語った。
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テクノロジーは本当に10代の若者たちをダメにしているのか?
直感的としか言いようのない仮説のせいで、親たちは不安をかき立てられたり、逆になだめられたりしている。その仮説とは、スマートフォンのことだ。



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AIは人類の思考を均質化している:研究結果
ChatGPTなどのAIツールは、わたしたちの脳の活動を鈍らせオリジナリティや創造性を奪う──相次ぐ研究によって明らかになった実態とは?

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ポスタルコ25年の思考と実験が1冊に:WWL #030
イノベーションとアイデアのタネはどこにある? 『WIRED』日本版がキャッチした、ファイブ(またはシックス)センスを刺激するグッドニュース。ポスタルコが創業25年を記念して刊行したのは、蛇腹状に折り畳まれたページが印象的な1冊。

教師はAIを教育の味方にできるのか?
AIブームの始まり以来、教師たちはAIが便利なツールなのか、それとも不正行為の手段になるのかについて、見極めを迫られてきた。試行錯誤のなか、AIは教育現場に浸透しつつある。


AIをどう思う? 6人のティーンエイジャーに訊いてみた
保護者や教師、専門家たちは、Aが若者や教育に与える影響についてそれぞれ意見をもっている。だが、実際にAIを使っている当の生徒たちは何を感じているのだろうか?

「手書き」は本当に終わったのか? AI時代に見直される価値とは
スマートフォンやPCの普及で手書きは衰退し、いまやAIが教育現場に入り込んでいる。文字を書く必要性すら失われつつあるなか、わたしたちはそれを惜しむべきなのだろうか。

越境する“響き”の音楽。言語のあわいを超えゆく青葉市子の現在地
世界の音楽シーンで注目されているシンガーソングライター、青葉市子。クラシックギターを手に静かに歌う彼女の声は、日本語であるにもかかわらず、なぜ言語の壁を軽々と超えて世界へと響きわたるのか。ワールドツアーから戻ってきたばかりの彼女に、これまでの道筋と音楽への思いについて訊いた。

WIRED Innovation Award
わたしはわたしが知っている:AMI(ブレイクダンサー)
ひたすら“わたし”。ダンスの可能性の源泉だ。わたしの身体、わたしのムーブ、わたしの感情。フロアが熱狂に包まれるとき、わたしの過去と未来が同時に表れる。ゆえに孤独。トップブレイカーのAMIは、だから仲間とカルチャーを大切にして、それでもなお自分軸を絶対に手放さない。「WIRED Innovation Award 2025」受賞者インタビュー。

WIRED Innovation Award
計算機自然の辺縁に生きる:落合陽一(メディアアーティスト)
主著『デジタルネイチャー』から7年、落合陽一は生態系を成す計算機とともに人間がいかに生きるかを探究し続けてきた。巨大な生命体の中で暮らすその未来を、万博のパビリオンnull ²で世界はついに体験したのだ。「WIRED Innovation Award 2025」受賞者インタビュー。

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社会が始まる場をつくること:大西麻貴+百田有希/o+h
人が集まり、対話し、暮らしを分かち合う場があるからこそ関係が生まれる。建築家ユニットの大西麻貴+百田有希/o+hは、大きな風景から小さな手触りまで、スケールを往復しながら関係を編み込んでいく。美しいだけでなく、愛され続ける建築を目指して。「WIRED Innovation Award 2025」受賞者インタビュー。
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反ミーム性──なぜ重要なアイデアは拡がらないのか
なぜ優れた考えはひっそり死に絶え、悪い考えがバズるのか? 新刊『Antimemetics』によれば、思想はその価値でなくキャッチーさによって拡散力が決まるのだ。

MAGA支持の父と決裂した娘は、「読書会」で家族の絆を取り戻せるか
米国では、ドナルド・トランプを妄信する親と絶縁状態になる人が増えている。その断絶を埋める新しい手法として、同じ本を読んで語り合う、事実上の「読書会」を始めようとする人もいる。

AIの歴史に決定的な転換点をもたらした発表:2025年8月に最も読まれた10本のストーリー
この8月に「WIRED.jp」で公開した記事のなかから、最も読まれた10本のストーリーを紹介する。

YouTubeに氾濫するセレブの顔を使った「AI偽動画」は何を狙っているのか
『WIRED』は、生成AIを使って“一見本物らしいが低品質”な動画を量産しているYouTubeチャンネルを100以上特定した。そして偽物だとわかるはずのこれらの動画に、視聴者が騙されてしまう背景を探った。

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ヘビ毒、尿、そして不死への探求──バイオハッキング・カンファレンスに集まる人々
奇抜で効果も不確かな若返り療法が集結するカンファレンスに参加した。Make America Healthy Again政策は参加者の勢いに火をつけていた。