3年ぶりにヨーロッパに行って参りました。
1週間は、南仏マルセイユに滞在、あとの2週間は、車でイタリア~スイス~ドイツと廻って来ました。
出発から帰還まで、約3,000キロを走ったので、日本でいうと、東京から東北地方を車で2週間かけて周遊した感じでしょうか。
大きな都市ではなく、小さな田舎町ばかりを巡ったせいか、ついに2週間、ひとりの日本人とも出会いませんでした。
行った先々では、私が日本人だとわかると、皆さんとても親切にして下さって嬉しかったです。
イタリアは、トリノから入り、アルバ、ブラ、バローロ、バルバレスコ、パルマ、モデナなど、イタリアきっての美食の町を廻って、ヴェローナでオペラ。
ヴェローナからインスブルック(オーストリア)を抜けて、南ドイツのオーバーアマガウという村へ行き、10年に一度開かれるキリストの受難劇を鑑賞しました。
そこからスイスに行き、愛の不時着ロケ地を絡めつつユングフラウ観光。
そこからフランスに戻り、最後はシャトー・ヌフ・ド・パプ村に泊まって、地ワインを楽しみました。
ヨーロッパはもう、完全にコロナは過去のものとなっていて、人々は以前の生活を取り戻しています。
社交を好み、個々の幸せを最優先に追求する欧米人と、和を重んじ、耐えがたきを耐え、人に迷惑をかけないことを美徳とする日本人。
国民性の違いをはっきりと感じられた旅でした。
美味しいものとの出会いもたくさんあったので、またお料理教室で還元していきたいと思っています。