デジタル先進国ランキング発表! 日本は2年連続でトップ10圏外に【早稲田大学総合研究機構調べ】

東南アジアの“あの国”が7年ぶりの1位に。デンマークは4年連続の1位を逃し、3位に転落。

早稲田大学総合研究機構電子政府・自治体研究所は、「第19回早稲田大学世界デジタル政府ランキング2024」を発表した。デジタル先進国66か国・地域を対象に、国民生活に不可欠なデジタル政府の進捗度を主要10指標で多角的に評価している。

世界デジタル政府、「シンガポール」が7年ぶりの1位に返り咲き

早稲田大学世界デジタル政府ランキング2024

66か国・地域を対象に、政府のデジタル化の進捗度を調べたところ、今年は「シンガポール」が7年ぶりの1位に返り咲いた。2位は昨年3位から順位を1つ上げた「英国」、3位は3年連続の1位から転落した「デンマーク」がランクイン。4位は「米国」、5位は「韓国」で、それぞれ2年前から1つずつランクを上げた。トップ5は全て92点以上の高得点を維持している。一方で、日本は昨年の調査で初めてトップ10位圏外となり、今年も引き続き11位にとどまった。

調査概要

【調査方法】各10指標「デジタル・インフラ整備」「行財政最適化」「アプリケーション」「ポータルサイト」「CIO(最高情報責任者)」「戦略・振興」「市民参加」「オープン政府データ・DX」「セキュリティ」「先端技術」ごとのベンチマークで分析。

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