日々の感想

2024年12月27日 12:35
米国がノルドストリームを購入する可能性 - ヴチッチ
US could buy Nord Stream – Vucic
セルビア大統領は、パイプラインに対する米国の投資家の入札に関する最近の報道を受けて、この予測を行った
https://www.rt.com/news/610077-vucic-nord-stream-prediction/

妨害されたノルドストリーム2ガスパイプラインは1年以内に米国の投資家の所有となり、ロシアからEUへのガス供給はコネクターを通じて再開される可能性があると、セルビアのアレクサンダル・ヴチッチ大統領は示唆した。

ヴチッチ大統領は、金曜日に公開されたドイツのニュースメディアHandelsblattとのインタビューで、パイプラインの将来についての見解を述べた。

「私はあえて予測します。遅くとも1年後には、ノルドストリームは米国の投資家の所有となり、ガスはパイプラインを通じてロシアからヨーロッパに流れるでしょう」とセルビアの指導者は述べた。「私の言葉を覚えておいてください。ノルドストリームが稼働するまであと1年です！」

先月、ウォール・ストリート・ジャーナルは、米国の金融家で投資家のスティーブン・リンチ氏が、来年競売にかけられる場合、ノルドストリーム2ガスパイプラインを購入する許可を米国財務省に求めたと報じた。

ロシア産のガスをドイツとその他の西欧諸国に輸送するために建設されたこのパイプラインは、2022年9月にバルト海で起きた爆発により破裂した。

リンチ氏は、ロシア産パイプラインの取引は米国の長期的な利益にとって戦略的な機会とみなすことができると提案した。パイプラインを所有することで、米国政府はウクライナ紛争を終わらせるためのロシアとの和平交渉で圧力をかける手段を得ることになると、同氏はWSJに語った。

リンチ氏は、約110億ドルと評価されているノルドストリーム2を「わずかな金額」で購入できると述べ、米国がEUのエネルギー供給を掌握する「一世代に一度あるかないかのチャンス」になると付け加えた。

2022年のパイプライン攻撃の犯行声明は出ていないが、西側メディアはウクライナとつながりのある特殊作戦部隊が背後にいたと報じている。米国人記者シーモア・ハーシュは、バルト海でのNATO演習中に米国海軍がパイプラインに爆発物を仕掛け、ガス接続部を破壊するようジョー・バイデン大統領が命令したと主張している。

最近では、デンマークの港湾長がポリティケン紙に対し、爆発現場まで航行し、爆発現場付近で米軍艦に遭遇したが、トランスポンダーはオフになっていたと語った。

モスクワは、西側諸国の諜報機関、特に米国の諜報機関が直接破壊工作に関与したと主張している。米国企業は、欧州への液化天然ガス供給者としての立場から、この攻撃で利益を得ている。

ロシア対外情報局長官セルゲイ・ナルイシュキン氏は先月、ノルドストリームの妨害行為に米国と英国の特殊部隊の専門家が「直接関与」していたという情報を同局が持っていると述べた。ロンドン、ワシントン、キエフは関与を否定している。