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【感想/解説】「ザ・メニュー」名作料理ホラーの完成!考察しがいのある不気味な世界観に没入間違いなし

 

          「ザ・メニュー」

 

(C)2022 20th Century Studios. All rights reserved.

 

皆さんこんばんは!iBUKi です!

 

当ブログにお立ち寄り頂き、

ありがとうございます😊

 

今回は、レストランに行くのが怖くなる

ホラー/スリラー映画「ザ・メニュー」の

感想と解説を行っていきます!

 

本作はかなりヤバい作品でしたが、

今年観た映画の中では上位に入るくらい

自分にはめちゃめちゃ刺さりました(笑)

 

 

🎬CONTENTS

 

ネタバレについて

 

本記事では、ネタバレなしとありの両面から

作品の感想/解説を行っています。

 

ネタバレに関して、結末を除き、

一部ストーリーの内容を扱っています。

結末については、ぜひ本編をご覧ください。

 

作品基本データ

 

メイン・キャスト

 

スローヴィク レイフ・ファインズ
マーゴ アニャ・テイラー=ジョイ
タイラー ニコラス・ホルト
エルサ ホン・チャウ
監督 マーク・マイロッド

 

製作年 2022年
製作国 アメリカ
時間 107分
レーティング R15+
原題 The Menu
配給 サーチライト・ピクチャーズ

 

視聴方法

 

2022年11月18日より、

全国ロードショー公開中です!…が

 

現時点(12月11日)で、

上映終了している映画館もあります🙇‍♂️

 

僕の家の近くの映画館も、

もう既に終了していました😅

 

あらすじ

 

有名シェフのスローヴィクが開く

孤島のレストランにやってきた

マーゴとタイラーのカップル。

 

料理好きのタイラーは

興奮しっぱなしなのに対し、

 

料理に関心のないマーゴは、

シェフやスタッフの態度に

どこか違和感を覚えていた。

 

やがて、マーゴの不安は的中し、

スローヴィク考案の想像を絶する

メニューがゲスト11人を巻き込み始める。

 

予告編

 

youtu.be

 

ネタバレなしの感想と解説

 

引き込まれる不気味な世界観

 

ザ・メニュー : 作品情報 - 映画.com (eiga.com)

映画.com より引用

 

本作を一言で表すとすると、

「狂気じみたどえらい作品」でしたが(笑)

 

ホラー/スリラー映画らしい

独特で不気味で異常な雰囲気に

僕はとても引き込まれてしまいました。

 

万人受けするような作品ではありませんが、

冒頭でも紹介したように

 

個人的には、今年観た映画の中で、

本作は上位にランクインすると思います。

 

それでは、まずはその不思議な世界観から

詳しく見ていきましょう!

 

舞台は、孤島のお洒落な高級レストラン。

 

ゲストももちろん、お金持ちの夫婦に

料理評論家や映画スターなど

個性豊かなメンバーが勢ぞろい。

 

しかし、そんな中、馴染めていないのが

本作の主人公マーゴでした。

 

彼女は料理に全く関心がなく、

お店の雰囲気に違和感を覚えます。

 

そして、その違和感は見事に的中するのです!

 

まるで軍隊ように、

シェフの合図で一斉に動くコックたち。

 

何かの悪い冗談かと思ってしまうような

行き過ぎた料理とその演出。

 

これは果たして単なるパフォーマンスなのか?

それとも…

 

という風に、本作はマーゴと一緒に、

不気味なフルコースを体験していきます。

 

常に何かがおかしいという緊張感が漂い、

その度合いがずーっと上がり続けるので、

もう本当に怖かったですね😅

 

また、レイフ・ファインズやホン・チャウの

不気味な演技が上手すぎて困ります(笑)

 

高級レストラン×ホラー/スリラーという

新感覚な映像体験。

これは是非味わって頂きたいですね!

 

因みに、料理はシンプルに美味しそうでした。

 

ホラーとコメディは紙一重

 

映画.com より引用

 

本作は、ホラーとコメディが

非常に上手く融合した作品だったと思います。

 

怖いのは物凄く怖いのですが、

そこにはどこかシュールさも感じられました。

 

例えば、

先ほど行き過ぎた料理と紹介しましたが

 

その一つとして、

パンのないパン皿が登場します。

 

「元々、パンは貧困層に好まれていたので、

富裕層のゲストにはパンを出しません」

とのことだそうですが…

 

いやいやシェフ!

料理極めすぎておかしくなったんかい!

と思わずツッコミたくなります(笑)

 

でもシェフは真面目な顔で提供します。

だから、めちゃめちゃ怖いんです😱

 

ボケだと思ったらボケじゃないという、

日常生活であったら本物の恐怖体験です。

 

正にホラーとコメディは紙一重なんだと

感じた瞬間でした。

 

この絶妙なバランスを付いてくるところも、

本作の魅力の一つですね!

 

 

ネタバレありの感想と解説

 

考察映画としても楽しめる!

 

映画.com より引用

 

本作は、決して多くを語らず、

観客に考察する余韻を残してくれる作品でした。

 

スローヴィクのバックグラウンドは、

途中途中の彼の意味深発言やマーゴが訪れた

彼の家の写真から徐々に明かされていきます。

 

彼の考案した全てを終わらせるメニューは、

ゲストをも、まるで食材の一部のように扱い

 

非常に狂気じみたものでしたが、

その裏には料理人としての葛藤がありました。

 

料理人として、ゲストにはお腹いっぱいに

なって、満足して帰って貰いたい。

 

でも、世の中は常に評価を求め続け、

「食」の本来の意味を忘れてしまっている。

 

スローヴィクを狂気に駆り立てた

その原因は、実はゲストにあったのです。

 

そういった点では、

マーゴはお店に場違いでしたが

 

スローヴィクの最も求めていた存在

だったかもしれませんね。

 

彼女は料理に関心がないものの、

食べて楽しみ、空腹を満たすという

一番「食」の本質を理解していました。

 

だからこそ、スローヴィクの心を動かし、

映画史に残ると言っても過言ではない

"チーズバーガーEND"を導けたのでしょう。

 

改めて、本作は激ヤバな作品でしたが、

最後にはしっかり考えさせられる

とても完成度の高い映画だったと思います!

 

まだまだ、気になる点もありますので、

もう一度観返して考察したいですね~

 

しかし…こうして映画を評価する自分も、

本作の登場人物と同じだなと感じます😅

 

どうしよ…

今度映画館に行く時、閉じ込められないかな🤔

 

映画の本質も「食」と同じ、楽しむこと!

ちゃんとそれを理解しなきゃですね!

 

 

まとめ

 

✅ 観客を引き込み

      緊張感漂う不気味な雰囲気が魅力的!

✅ 至る所にある怖くもシュールな笑い

✅ 考察しがいのある

      スローヴィクの人生とメニューの真相

 

「ザ・メニュー」

まだ観ていない方は、ぜひチェックです!

 

 

おススメ関連作品!

 

☆レイフ・ファインズの不思議なコメディ

 

wdfmmovieusic.hatenablog.com

 

☆アニャ・テイラー=ジョイのお洒落ホラー

 

wdfmmovieusic.hatenablog.com

 

 

最後までお読み頂きありがとうございました。

 

これからも、沢山の洋画情報を

お届けしますので

 

ぜひ読者登録・応援よろしくお願いします!

 

それでは次回の洋画の世界でお会いしましょう!

バイバイ!

 

 

おまけの一言
 

最近、僕のパソコンの電源が

急に落ちるのでホラーです…

 

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