ワスがそれでも仙台に住み続ける理由

今週のお題「僕の住む街・私の地元」


まずはこちらの記事をご覧いただきましょう。


その街の魅力! 札幌、函館、仙台、新潟、浦和、世田谷、京都、大阪、神戸、奈良、岡山、福岡、北九州、宮崎、鹿児島、沖縄、……に住み続ける理由を熱く語るブログが急増中です - 週 その街の魅力! 札幌、函館、仙台、新潟、浦和、世田谷、京都、大阪、神戸、奈良、岡山、福岡、北九州、宮崎、鹿児島、沖縄、……に住み続ける理由を熱く語るブログが急増中です - 週
福岡市在住のブロガーが「私がそれでも福岡市に住み続ける理由を6つにまとめて語ります!住と食のクオリティが高すぎる。 私がそれでも福岡市に住み続ける理由を6つにまとめて語ります!住と食のクオリティが高すぎる。」というエントリを挙げ、これがきっかけで、それぞれの地方ブロガーが各地の魅力を語るのが流行りました。


というわけで、ぼくも乗っかってみようと思います。なお、仙台篇はすでに書いている人がいますが、気にしません!

1.アニメイトが魚臭い

2014年1月現在、島根県を除く46都道府県に123店舗を展開している、アニメグッズ店の大手チェーンであるアニメイトですが、仙台店はその特異な立地で有名です。

よく「どう見ても魚屋」などと話題になるのですが、アニメイト仙台店は、仙台駅からほど近い仙台朝市の中に位置しています。この朝市は、戦後の闇市にルーツを持つ由緒正しい市場で、鮮魚・海産物、精肉・惣菜、野菜・果物、各種加工食品、生花、飲食店、美容院など何でも揃う、庶民の台所です。ちなみに朝市といいつつ昼間から夕方も営業しています。
http://sendaiasaichi.com/
で、アニメイトは鮮魚店がずらりと並んでいるビルの2階に入っているのです。よく「魚屋の2階」と言われますが、むしろ「魚市場の2階」といった方がいいでしょう。仙台のアニメファンにとっては、独特の芳香も味わいのひとつとなっています。なお、「魚臭い」とはいっても、どの店も鮮度が非常に高いため、けっして悪い匂いではないことを付け加えておきます。

2.さとう宗幸が超大物

現在、全国区のテレビには出演しておらず、よその地方では忘れている人も多いであろうさとう宗幸ですが、仙台では、20年近くにわたり、ミヤギテレビ(日テレ系)夕方のワイド番組「OH! バンデス」の司会を務めています。この番組は地元では絶大な支持を得ており、司会のさとうは「宗さん」の愛称で県民のカリスマとなっています。地元のテレビ局が番組を始めるときは、宗さんに仁義を切るのが恒例となっているほどです。この独特の空気感は、よその人にはなかなかわからないと思います。


ちなみに、この歌の影響で仙台にはお城があると思っている人も多いですが、青葉城は明治時代の大火と太平洋戦争の空襲により焼失して、現在は石垣がわずかに残っているだけです。

3.水曜どうでしょうが早く見られる

宮城県は、1999年10月から「どうでしょうリターンズ」の放送を始めており、これは北海道外の都府県では、秋田県に次いで全国2番目の早さでした。当時、全国的にはまだ無名に近かった「どうでしょう」ですが、仙台では当初から人気が高く、街中でどうでしょうステッカーを貼った自動車を見かける率もかなり高いものでした。というかオレも貼ってます。

2013年最新作も、宮城県では北海道より1週遅れただけで放送され、これは道外では全国で最も早いサイクルでありました。なお、最新作の評価については多くを語らないことにしております。ほら、昔からどうでしょうって別に毎回必ず面白いわけじゃなかったから(震え声)。

4.サンドウィッチマンは郷土の英雄

ちなみに狩野英孝は「比較的愛されている」レベルです。

5.パチンコ屋が早朝からやっている

全国的には、パチンコ店は朝10時に開店する地域が多いのですが、仙台ではなんと朝8時半開店。この時間にもしっかり行列ができるのがすごい。冬の早朝には、あちこちのホールで並んだ客が凍り付いてできた樹氷が見られる、というのはあまり知られていない事実です。

パチンコ業界タブーの真相 (別冊宝島 2034)

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6.その辺のカフェとかで伊坂幸太郎が執筆している

仙台の読書家の間では、わりと目撃情報が語られていたりします。でもほとんどの人は、遠慮して声をかけないというあたりが東北人らしいというか。



というわけで、6つほど挙げてみました。ちなみに、オレが住んでいるのは実は仙台市ではなかったりします! 宮城県のどこからどこまでが仙台なのか、それは宮城県民でも誰にもわかりません!