疑惑の芋煮会

9月に入ったというのにまだまだクソ暑くて、出かける気力も湧きません。


東北を遊び尽くそう 旅行にお得な乗車券、観光スポットに酒蔵巡り - はてなニュースはてブニュースでこんな記事も出てますが、「東北はさわやかな気候で楽しめそう」なんて幻想を持ってもらっちゃ困るんだよ! 毎日真夏日だっつうんだよ畜生!


そんな中、東北でも屈指の暑さを誇る山形県で、恒例の催しが開かれました。山形市の馬見ヶ崎河川敷で開かれる「日本一の芋煮会」です。


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直径6mの大鍋に里芋3t、牛肉1.2t、コンニャク3,500枚、ネギ3,500本、味付けの醤油700リットル、隠し味に日本酒50升、砂糖200kg、そして水6tを入れ、6tの薪(ナラ材)で煮炊きするという有名なイベントです。パワーショベルを使ってかき混ぜるのですが、潤滑油に食用油を使用する特別仕様の新車を使用するため、衛生面には問題ありません。東日本の食材を使うとすぐ放射能ホーシャノーと騒ぎ立てる人たちがいますが、もちろん心配いりません。問題は暑さであって、このクソ暑いのに鍋物を喰おうという酔狂な人がどれだけいるか、が大事なところです。もっと涼しくなってからやればいいようなものなのですが、現場は東北最大の芋煮会のメッカであって、秋の週末ともなると家族連れや若者グループが大挙して押しかけるため、会場を確保できるのは今週ぐらいしかないのです。



んで、今日の催しをフジテレビ系列のさくらんぼテレビが報じたところによりますと。
http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00230746.html

厳しい暑さが残る山形市で「日本一の芋煮会」が開かれました。

厳しい暑さが残る山形市で、秋の訪れを告げる日本一の芋煮会が開かれました。
直径6メートルの大鍋で3万食分の芋煮を作る、恒例の「日本一の芋煮会フェスティバル」。
2012年も、サトイモ3トン、牛肉1.2トンを使って、豪快に調理されました。
2日も山形市内は厳しい残暑となり、大鍋から出る湯気と熱気で、辺りはさらに暑くなっていました。
8月は、最高気温の平均が歴代3位を記録した2012年の山形市。
2日は幾分和らいだとはいえ、30.1度まで上昇するなど真夏日となる中、訪れた人は、大粒の汗を流しながら、熱々の秋の味覚を味わっていました。
訪れた人は「暑いけど、汗をかきながら食べるのもおいしい」と話しました。
芋煮は、3時間ほどで全てなくなったということです。


日本テレビ系列の山形放送では。
http://news24.jp/nnn/news8872833.html

3万食完売「日本一の芋煮会」

山形の秋の風物詩・「日本一の芋煮会フェスティバル」が山形市で開かれ、大勢の人が秋の味覚を楽しんだ。24回目となる「日本一の芋煮会フェスティバル」。直径6メートルの大鍋でサトイモや牛肉を煮込み3万食を振舞う催しで山形の秋の風物詩となっている。ことしもサトイモ3トン、山形牛71.28トン、それにネギ3500本など大量の食材が、大鍋の中でじっくり煮込まれた。ことしは雨が少なく、サトイモはやや小ぶりとのことだが、味は申し分なし。1杯300円で販売された。用意された3万食は午後2時すぎには完売した。河川敷ではこれから、家族や仕事仲間などが鍋を囲んで思い思いに芋煮を楽しむ光景が見られるようになる。

ところが、共同通信はこう報じています。
http://www.47news.jp/CN/201209/CN2012090201001525.html

山形、炎天下で日本一の芋煮会 1万8千食振る舞う

 直径6メートルの大鍋で知られる「日本一の芋煮会フェスティバル」が2日、山形市の馬見ケ崎河川敷で開かれ、最高気温が30度を超す炎天下の中、観光客らに東北名物の秋の味覚約1万8千食が振る舞われた。

 使われた材料は牛肉1・2トン、サトイモ3トン、コンニャク3500枚、ネギ3500本などで、すべて山形県産。午前6時半から約4時間煮込んで約3万食分ができあがったが、暑さなどのため約1万2千食分が余った。

 東京電力福島第1原発事故を受け、実行委員はことしも食材の放射性物質検査を事前に実施、結果を大鍋近くに表示して安全性をアピールした。


どっちが正しいんだよ!


山形の人がうそつきか正直か、断定できる立場にはありませんが、ここは地元には地元の事情があるということでご理解いただきたいものだと。