素敵なプリティーボーイ

本日は、エキサイトマッチ怒涛のビッグマッチ第一弾、”プリティ・ボーイ”フロイド・メイウェザーvs”タタ”カルロス・バルドミールのWBC世界ウェルター級タイトルマッチを観たのです。

Tale of Sex Designer Drugs & Death of Rock

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メイウェザーは、IBF王座をわざわざ返上してのWBC挑戦といういまいち意図のわからない試合でしたが、モチベーションはしっかり上げてきています。


バルドミールは、34歳にして初戴冠を遂げた遅咲きのチャンピオン。その年齢から”タタ”(おじさん、おとうさんといった意味)の異名をとっています。

Temperature Rising

Temperature Rising

もちろん、この人とは何の関係もありませんね。

強豪ザブ・ジュダーを破って王座についたものの、このときはあまりにジュダーの仕上がりが悪かったため、バルドミールの実力を疑問視する向きもありましたが、初防衛戦でこれまた強豪アルツロ・ガッティをKO、悪評を払拭しました。



で、今回の試合。



バルドミールは、前日に計量をパスしてから一晩で体重を6.3kg増量、実質一階級上のミドル級の体重で試合に臨みます。


ギャル曽根か。


メイウェザーは、アレキサンダー大王ふうの神輿に乗って登場。
今回もスピーディな動きでバルドミールのパンチを完封、パワーで勝るバルドミールの圧力をうまくいなしながら鋭いパンチを的確に当てていきます。


タフなバルドミールですが、まったく反撃の糸口をつかめないまま12ラウンドを終え、結局ほぼフルマーク判定での新王者誕生となりました。



林寛子とか小泉今日子が歌った「素敵なラブリーボーイ」という歌がありますね。

この漫画の元ネタにもなっている、

アナタは特別な男の子♪
♪ワタシを自由にできる

ってやつ。



まさに、リングの上では相手を自由にできる素敵なプリティーボーイでした、フロイド・メイウェザー。


三人のジャッジが、

  • 120-108
  • 120-108
  • 118-110

というのはまぁ妥当なところでしょう。

一人、118-110とつけたのに対し、ジョー小泉が「まぁ人情派のジャッジも一人いたんですね」と言ったのはちょっとどうかと思うんですけど。


今回はあおい輝彦もゲストとして登場。この人がいると、高柳謙一アナのテンションが違うんですよねぇ。



ラストの小泉ジョークに対しても、もうあおい輝彦に丸投げしてましたし。


「バルドミールを見ーる」
「メイウェザーの完勝を、鑑賞しました」

では、対応できなくなるのも無理ありませんけど。


番組終了時のワイプでは「振らなきゃよかった」とまで言ってました。
高柳アナの切れ芸は絶好調です。


そして、これらの発言の間、いっさい言葉を発しない浜田剛史はやっぱり偉大なチャンプです。