2008-04-01から1ヶ月間の記事一覧

どう考えても大悪政、政治の暴走――暫定税率復活の再議決

どう考えても大悪政、政治の暴走。暫定税率の復活を一言で評するならば、これに尽きると言ってよい。(朝日新聞の記事を末尾に引用しておく。) メディアでの報道が指摘していないのはどうにも理解できないが(言うまでもなく、メディアが権力批判の本分を忘…

山口二区補欠選挙――平岡秀夫氏の当選を祝う

山口二区の有権者に私は謝らなければなるまい。もちろん「もし自民党の候補が当選するようなことがあれば」という条件節つきの言い方ではあったのだが、「最大級の軽蔑」などという言葉を使ってしまったのだから。山口二区の有権者は平岡氏を当選させること…

政府・与党が暫定税率を復活させようとすることの意味

なるほど、納得である。既に報道で、山口二区の補欠選挙の結果如何にかかわらず政府・与党は暫定税率の復活のための再議決を4月30日にも行なう方針だということが伝えられているが(関連記事は末尾に引用)、その意味の解説として、民主党前衆議院議員の生…

日本が法治国家であることを否定する福田首相――空自イラク活動違憲判決を受けて

空自イラク派遣は憲法9条に違反しているとする名古屋高裁の判決が出された。関連記事は末尾に引用することにするが、判決自体は極めて当然の内容である。ただ、こういう当然な判決が高裁段階で出されることはこれまでなかったように思われるので、その意味…

衆院山口二区補選――断然民主党の平岡秀夫候補を支持する

国会で与野党の激しい対立が続く中で、衆院山口二区の補欠選挙が実施されることとなった。本ブログの立場は明確である。というのも、平岡議員(当時)や社民党の保坂議員などの頑張りがあったからこそ、天下の悪法<共謀罪創設法案>の成立が阻止されたから…

民主党による「権力の乱用」という福田首相の主張の愚かさ

いやはや、福田康夫がここまで愚かだとは思わなかった。もう少しましな政治家かと思っていたが、もはや手の施しようがないと言わざるをえない。 そう思ったのは、朝日新聞の次の記事を目にしたからである。 首相、民主へ怒りおさまらず メルマガで「権力の乱…

殺人マシンとしての鳩山法相

表題の問題については、改めて何か言うまでもないかもしれない。ともあれまずは、朝日新聞の記事の引用から。 4人死刑執行 鳩山法相のもと10人目「今後も粛々」 2008年04月10日13時25分 法務省は10日、同日午前に4人の死刑を執行したと発表した。鳩山…

なお疑問は残る――ダイアナ元皇太子妃の死因をめぐる裁判、結審

まず朝日新聞の次の記事を引用しておく。 ダイアナ元妃は「事故死」 10年後、ようやく評決 2008年04月08日10時22分 【ロンドン=土佐茂生】1997年にパリで事故死した英国のダイアナ元皇太子妃(当時36)の死因を究明するロンドン高等法院の審問で、…

道路特定財源をめぐる真実

他にいろいろあるブログの例にもれず、本ブログでも、メディアについて書く場合には批判的なことを書くことがもっぱらである。しかしたまには、褒める記事を書いても良いかもしれないと思う。例えば、朝日新聞の次の記事である。 道路特定財源、「支持」署名…

元日銀金融研究所所長の鈴木淑夫氏の話

単なる情報提供だが、少し前に収録された鈴木淑夫氏のインタビューがYouTube上で見られる。日銀総裁選びの話と言い、新銀行東京の話と言い、はたまた今の日本経済をどう見るかという問題と言い(氏の立場は、急激な円高は問題だが円高基調は基本的に歓迎すべ…