やまそうの音ゲー紀行

音ゲーの話とノベルゲームの話

「ハミダシクリエイティブ凸」プレイレポート⑤(華乃√・終)

どうも、やまそうです。今回でなんと最終回、ハミクリ凸華乃√やっていきましょう。

 

前回はこちら↓

vivace0319.hatenablog.com

 

・前作華乃√の感想

 

キャラゲーらしい、恋愛に焦点を当てた√でした。とはいっても単にイチャイチャしているだけではなく、付き合うまでの過程が見ていてとても楽しかったです。華乃はオタク特有の不器用さを抱えている、いわゆる「おもしれー女」な訳ですが、智宏との不器用な恋愛模様がいじらしいと言うか、とにかく良かった!

 

特に付き合うまでの過程において印象的だったのは、「現実の恋愛はゲームの世界のように特定のイベントを起点に起こる訳ではない」という話ですね。オタク同士の恋愛ならではの視点だと思いますし、美少女ゲームのプレイヤーを皮肉っている側面もあってユーモアが感じられました。

 

華乃「世間にいるカップルの全てが、なにか特別な出来事の末に大恋愛をして結ばれたとでも思ってんの?」→「なんでそこに理由求めるの……?理由なんてないでしょ、そういうの……理詰めで恋愛なんてしたくない」

「ハミダシクリエイティブ」華乃√より

 

華乃「今ふと思ったんだけど……あんたがやたら重要視してる『いつ相手を好きになったかのタイミング』って、完全にゲームの影響じゃないの?」→「私、克服したいトラウマないし、悲しい過去もないし、直面してる壁もないし、二人で乗り越えるべき困難抱えてないけど、大丈夫?あんたと恋愛できる?」

「ハミダシクリエイティブ」華乃√より

 

あとこれは個人的な話になるんですが、華乃のような一芸に秀でた美少女が個人的にめっちゃ好みで……確かに他のヒロインズもそうなんですが、華乃は通常モードとお絵描きモードの振れ幅が特に大きいんですよね。はい、私はギャップ萌えに弱いオタクです……

 

こういうのですよこういうの

 

では凸の方も読んでいきましょう。一生イチャラブしてそうな気がするけど、掛け合いが面白いのでダレずに読めそう!

 

 

 

・華乃√

 

・華乃の誕生日、1月31日から。ベレー帽似合ってて可愛いねぇ……

 

・いきなりドギツい性癖開示大会が始まってるの、なに??????

 

サムネ用

 

・華乃、アメリの取り巻きとも喋れるようになったのか……成長したなお前……

 

・詩桜先輩もラノベとか書くんだ。挿絵の担当をお願いしたい、という話か

 

・自分が良いと思える作家から依頼を貰えるのは自身の創作物を預ける訳でもあるので、認められた気持ちになる、か。クリエイターだなぁ

 

・妃愛、あすみ、アメリは1を10にする創作なのに対して、詩桜先輩や華乃のように執筆やイラストというのは0を1にする創作なので性質が異なる!

 

・家賃23万のマンションをポンと借りられるご身分、年収いくらくらいなんだ……

 

 

 

・新学期。無事同じクラスになれた様子

 

本当にこれなんですよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!(横転)

 

・修羅場に突入。ディレクターさんも大変なんだなぁ

 

・華乃の絵を描く原動力は"好き"だから。イラストではないけど、「書く事が好き、というのが物書きの原点」みたいな話は「創作彼女」でも語られていたような気がする

 

華乃「私は痛い人間だから、その痛みを発信して、みんなに喜んでもらえる今の自分の位置が好き。自分の萌えを発信するだけでごはんが食べられるの最高じゃない?」

 

・VTuberはアニメやゲームとは違い、意思を持ったキャラが自立的に言葉を発する。それはまさに命が吹き込まれているのと同義。

 

・オタクはキモくてなんぼ、とな。確かに自分の好きなものを人に臆する事なく語れる、というのはオタクとしてあるべき姿だと思うし、それを「キモさ」と表現するのも分かる。しかし、SNS等でどれだけキモい妄想や発言ができるかを競い合っているオタクの様子を見ると、キモさをオタクっぽさの指標として扱う風潮に対しては正直疑問を呈したくなる所もある

 

日本語でおk

 

オタクという生き物は、あらゆる恋愛ものの創作で恥ずかしい男女の会話を見ているが故に、現実へそれを持ちこんでしまうのが悪い癖だ。

 

→華乃√では創作物上の出来事を現実へ持ち込む事への滑稽さが、ある種のユーモアとして機能している側面があるように感じる

 

 

 

・「趣味の話ができる相手ほど尊いものもない」、自分も人間関係がかなりオタクに偏っている側の人間なのでとても納得できる……

 

・華乃の下着にTシャツだけ羽織ってる姿良いねぇ

 

・ED。山口たこfeat.藍月なくるってそれはもう音ゲー曲なんよ。藍月なくるさんの声めっちゃ良いなぁ……

 

↓藍月なくるさんの曲で1番良い曲の1つ。maimaiで遊べます

 

www.youtube.com

 

・おまけシナリオにて大学の合格発表のシーンが。本編は少し唐突とも言える終わり方をしたので、きちんと幸福な未来が暗示されていて良かった~

 

という訳で華乃√、及び「ハミダシクリエイティブ凸」、完走です!自分がヒロインズの中で華乃が最推しなのもありますが、非常に良質なラブコメを堪能させていただきました。物語展開の面白さではなく、キャラの掛け合いだけでここまで楽しく読めると思っていなかったので、驚かされました。華乃ちんが良い女すぎる……

 

作品全体の感想に関しては批評空間の方にまとめて投げておこうと思います。

↓

https://erogamescape.dyndns.org/~ap2/ero/toukei_kaiseki/memo.php?game=32521&uid=yamasou0319

 

 

では今回はこんな所で。